MC:ありがとうございます。一ノ瀬さんは?
一ノ瀬:そそ、そうですねえ。緊張するっすね(笑)。俺らの中で古谷は今日イギリスに行っちゃってていないですけど、この3人でずっと4年間やってきて、ラストのシーンは胸を打たれたというか。
山田:皆さんの胸も打ちたいよね。
一ノ瀬:うわ! 打ちたい!いい言葉!皆さんの胸も打ちたいです。
MC:打たれると思います。間違いないです。ありがとうございます。そして本作では男たちの熱いバトルアクションというのもありながら、幼なじみの絆の物語も大切なストーリーとして動いていくんですけれども、白洲さん。今回、不良たちの集まりの中で唯一、秀才のキャラクターですよね。役作りで意識されたことはありますか?
白洲:今言っていただいた、秀才、優等生とか。ひとつのネタバレではあるのですが、僕は喧嘩をしません。アクションシーンがありません。まず幼なじみというのが壱馬が演じる楓士雄を含めた幼なじみなんですけど、誠司は喧嘩はしないけど、その分、内に秘める熱い思いや、誰よりも仲間思いであるとか、そういう部分を誠司なりの言葉や表情に熱みたいなものを表現できたらなと思って演じてました。
MC:ありがとうございます。そして中務さん、小森さんですが、本作で俳優デビュー。初の演技、アクションシーンはいかがだったでしょうか。
小森:僕たちは初めてだったので、役作りもなにも分らない状態で入らせていただいて、それこそ監督を初め、脚本家の皆さんと毎日リハーサルだったり演技レッスンをやらせていただいて、今日も怒られ、きっと明日も怒られるんだろうなって、いつも帰りに二人で話ながらこの役ができたので、本当にクランクインした時は、周りの方が全員敵なんじゃないかなと思ってしまうぐらいナイーブな気持ちの中、そのときに迅くんとか矢野聖人くんとか、富田望生ちゃんとかが、「お昼ごはん、一緒に食べませんか」と。
白洲:そうだっけ(笑)?
小森:それを「そうだっけ?」と言われるとこの話が嘘っぽくなっちゃうんですけど(笑)。「ご飯食べませんか」ということで一緒に仲良くしていただいて、助けていただいてできたオロチ兄弟なので、今から観ていただくときに、多少僕らのことを見て恥ずかしいなと思う方もいると思うんですけど、本当に全力でやっているので、ぜひ愛していただければと思うんですけど、お兄ちゃん大丈夫かな、俺?
中務:大丈夫(笑)。僕が意識したのは『HiGH&LOW』に雨宮兄弟というのがいるので、オロチ兄弟と差を出したいというか。雨宮兄弟はスタイリッシュでかっこいい。“神”です。オロチ兄弟は“石”。
小森:石(笑)?
中務:石。泥臭い感じでいきたいなと。コミカルな感じもあるし、熱く感情をむき出しでいったりとか、守りたいものを守る時は、男らしくなるんですけど、それ以外はどこか抜けてるみたいなのを意識して、役作りさせていただいたので、そこはぜひ観ていただきたいなと思います。
MC:石ということで、小森さんも初めて聞きました?
小森:初めて聞きました。なので触れるのはやめておこうかなと。火傷の匂いがしたので(笑)。