「週刊ヤングマガジン」にて連載中で、単行本累計部数は280万部を突破、2017年度講談社漫画賞「一般部門」を受賞した南勝久による人気コミックを、主演に岡田准一を迎えて実写映画化した『ザ・ファブル』が、6月21日より公開中。このほど、6月22日に丸の内ピカデリーにて公開記念舞台挨拶が行われ、キャストの岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、宮川大輔、佐藤浩市、江口カン監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC：それでは大きな拍手でお迎えください。岡田准一さん、木村文乃さん、山本美月さん、福士蒼汰さん、柳楽優弥さん、向井理さん、安田顕さん、宮川大輔さん、そして最後に佐藤浩市さん、江口カン監督です！ 改めて大きな拍手をお願いします！ あのー、佐藤浩市さんは、なぜ、今、皆さんと一緒ではなく、スルッと横から現われたんですか？

佐藤：すいません、実は舞台の後方から登場するというのが流行りだした頃に、結構前の方を歩いて来たんですよ。そしたら品の良さそうな御婦人が、手を差し伸べて来たので「ありがとうございます」と手を出したら、「あんたじゃない！」って言われて（笑）。それからちょっと、後ろから登壇するのがトラウマになっちゃって…（笑）。ごめんなさい、（自身の役である）ボスのイメージを壊しちゃって（笑）。

MC：そうですよね（笑）。失礼いたしました。では、改めまして皆様より一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。まずは、伝説の殺し屋ファブル（アキラ）を演じました岡田准一さん。

岡田：皆さん、お忙しい中、来ていただきましてありがとうございます。映画を観ていただいたんですよね？ ありがとうございます。スカッとできるエンターテイメントに仕上がっていると思います。（「蒼汰」と書かれたプレートを持つ観客を見つけて）蒼汰くん、好きなんですか？ 僕も好きですよ（笑）。そんな素敵な共演者の皆さんたちと、こうやって一同に集まれて、仕事ができたのはとても嬉しかったです。ありがとうございます。

MC：ファブルの相棒、佐藤ヨウコを演じられました、木村文乃さんお願いします。

木村：今日は雨の中、『ファブル』を選んでいただいて本当にありがとうございます。2階も上までしっかり見えます！皆さん、本当にありがとうございます！今日は短い時間ですけど、楽しんでいってください。よろしくお願いします。