MC:いや、それです。まさにそれです(笑)。
武田:そうですよね(笑)。実花さんが、すごく進化というか…、見たことがない演出方法でした。
蜷川:基本、キャピキャピしていたと思うんですけど(笑)。
武田:いつも違うワンピースを着られているんですよね。明るい色の。で、「こんな風に殺しちゃって」みたいな。「もっといっちゃって、やっちゃって〜」みたいな、不思議なお絵かきにお付き合いさせていただいたというか。本当に不思議でした。これはみんなに聞いた方が良いと思います。
MC:奥田さん、いかがでしたか?
奥田:なんて言うんだろう。絵の具って24色ありますけど、足りないぐらい。こんなにも色があるのかというぐらいの所に、ぽーんと放り込まれるんですよね。役者が。そのワンダーランドに居ながら蜷川監督を信頼して心地よく身を置く、それぞれの相手役がそれぞれ違うんですよ。僕は真矢さんと土屋さんなんですけど、まあ、この女性2人がなんというか美しいのか恐ろしいのか、今まで見たことがない雰囲気を目の当たりにしながら、こっちも芝居をしてました(笑)。そこが楽しかったなということですよね。あまり、自分の喜びを人にしゃべりたくないんだよね。僕だけの宝物にしたいという感じです。
MC:土屋さん、そうだったんですって。
土屋:私は意味不明でしたよ(笑)。でも楽しかったですね。殺し屋をやらせていただいたんですけど、奥田さんは品があるんですよ。激しいの品があって、本当に今まで見たことのない感じなのかなと思いました。で、私はやっぱり真矢さんが殺陣とかやるのが美しいの! めちゃくちゃカッコイイんですよ。あ、どうも〜(笑)。