MC:ありがとうございます(笑)。さあ、ユニークなカンパニーを従えて、監督、撮影期間はいかがだったでしょうか。
耶雲:この流れで僕(笑)。そうですね、でも、今みんなが喋ってたみたいな、こんなムードでずっと撮影ができたので…。撮影自体は本当に時間もなく、寒いし、アクションもあるし、本当に過酷だったと思うんですが、僕が支えたとかそういうことではなくて、刀剣男子みんなが、現場を全部引っ張ってくれたなと今思い出しますね。本当に楽しい現場だったなと思います。
MC:なるほど。ありがとうございます。さあ、今回の撮影では、茨城県のワープステーション江戸や、栃木県の稲荷山、また、三重県の安土城、松阪城、そして日光江戸村などで撮影されたと伺いました。舞台からお出になっている方はステージと実際のロケ地で違いもあって、撮影は結構難しかったのかなとも思うんですが、今思い起こして荒牧さん、いかがですか?
荒牧:そうですね…。舞台では整地されたといいますか、走りやすかったりとか、切り返ししやすかったりするんですけど、やっぱり外で立ち回りすることが1番、舞台とは違うかなと思いましたね。砂利道とかで立ち回りすると、やっぱり足が取られたりとか、ストップが効かなかったりとか、そういうことも考えながら立ち回りをしたので…。だからより一層リアルに近い殺陣がみんな出来てるんじゃないかなとは思います。
MC:ほかのキャストの方も、石垣の上でとか、本能寺の中でとなると、普段の舞台とは違って難しかったところはあるんでしょうか。
北村:難しいとかではないんですけど、今まで舞台でやってきた景色はやっぱり違うので、なんかそれが僕らがリアルな景色の中に存在してるっていうのをスクリーンで観れるのは、僕らも出来上がりを観させてもらったときに、なんかちょっと「おお~」って、「その世界に存在してる」って嬉しくなったので、それが観てもらえるのが楽しみです。
MC:はい。椎名さんもずっとお出になられてますけれど。
椎名:そうですね。まあアクションのことで結構違いがあって。舞台だと何回、何十回やって、安全に稽古を重ねてやっていくんですけど、映像は基本的には1回にかけてやるので、アクションチームの方も「直で当てていいから」って言うので、結構本当に当てて蹴ったりとかするシーンがあって…。その迫力はやっぱりリアルに伝わるものがあるんじゃないかなと思うので。アクションシーンはね、舞台を観た方もいらっしゃると思うんですけど、それとはまた違った迫力が映像で観られると思うので、楽しみにしていただければと思います。