【全米映画ランキング】『ルイスと不思議の時計』が1位スタート!マイケル・ムーアvsトランプ『華氏119』は8位発進

【全米興収ランキング9月21-23日】

1位(新) ルイスと不思議の時計
2位(↑) A Simple Favor※
3位(↓) 死霊館のシスター
4位(↓) ザ・プレデター
5位(←) クレイジー・リッチ!
6位(↓) White Boy Rick※
7位(↓) Peppermint※
8位(新) 華氏119
9位(↓) MEG ザ・モンスター
10位(↓) search/サーチ

※が付いたタイトルは原題

『グリーン・インフェルノ』などホラー色が強めなフィルモグラフィで知られるイーライ・ロス監督初のファミリー映画『ルイスと不思議の時計』が首位デビュー。監督作としてはロスのキャリア初の1位獲得だ。両親の事故死によってジョナサン伯父に引き取られた10歳のルイス。実はジョナサンはポンコツの魔術師だった!ルイスは彼の屋敷に隠された魔法の時計を巡る冒険に巻き込まれる。ロス監督らしい毒をはらんだ魔法描写はユニークで、ジョナサン役のジャック・ブラックと隣人の魔女ツィマーマン夫人役ケイト・ブランシェットの掛け合いも楽しい。日本公開は10月12日。3位『死霊館のシスター』は累計興収1億ドルに到達。8位にはマイケル・ムーア監督の新作ドキュメンタリー『華氏119』が入った。2004年の『華氏911』でジョージ・W・ブッシュ米大統領をやり玉に挙げた監督の今回の標的はドナルド・トランプ米大統領。監督が〝悪の天才〟と称するトランプが2016年の大統領選で勝利した背景や、トランプ政権誕生後のアメリカで噴出した問題にフォーカスする。タイトルはトランプが大統領選で勝利宣言をした11月9日に由来。日本公開は11月2日。(Box Office Mojo調べ:興行収入)

▼『ルイスと不思議の時計』の日本版予告編。伯父が魔法使いだと知ったルイスはジョナサンから魔術を教えてもらうように。フンをまき散らす有翼の獅子の姿をした植木、犬か猫のように動き回り人間に懐くソファーなど、屋敷の中は不思議でいっぱい!ジョナサンの旧友である魔法使いアイザック役でカイル・マクラクランが出演。