【国内映画ランキング】『アナ雪2』が7度目V!岩井俊二監督『ラストレター』は4位、山田涼介『記憶屋』は6位発進

【日本動員ランキング 1月18-19日】

1位(←) アナと雪の女王2
2位(←) カイジ ファイナルゲーム
3位(←) スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
4位(新) ラストレター
5位(←) パラサイト 半地下の家族
6位(新) 記憶屋 あなたを忘れない
7位(↓) フォードvsフェラーリ
8位(新) リチャード・ジュエル
9位(新) 劇場版「メイドインアビス」 -深き魂の黎明-
10位(新) 劇場版 ハイスクール・フリート

5作が初ランクインしたが、TOP3は前週と変わらず。『アナと雪の女王2』がV3を達成した。全世界興収は14億ドルに達し、前作『アナと雪の女王』の同12億8080万ドルを既に上回っている。4位初登場は岩井俊二監督のラブ・ストーリー『ラストレター』。姉の美咲を亡くした裕里が姉と勘違いされ、初恋相手と文通。そのうちの1通が誤って美咲の娘、鮎美に届いたことから奇妙な三者の文通になる。裕里役で松たか子、鮎美役に広瀬すず。裕里の初恋相手を福山雅治が演じている。6位は山田涼介主演のファンタジー『記憶屋 あなたを忘れない』。プロポーズした相手が自分の記憶だけ喪失してしまった大学生の遼一。彼は人の記憶を消せるという〝記憶屋〟の存在を知り、彼女の記憶を取り戻そうと〝記憶屋〟の謎を追う。織守きょうやの第22回日本ホラー小説大賞読者賞受賞作を、平川雄一朗監督が映像化。芳根京子、蓮佛美沙子が共演。8位はクリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』。1996年のアトランタ、爆破テロから市民を避難させ英雄扱いされた警備員が、FBIやメディアによって一転、容疑者にされてしまう。主演は『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のポール・ウォルター・ハウザー。主人公の母親を演じたキャシー・ベイツが第92回アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされている。9位『劇場版「メイドインアビス」 -深き魂の黎明-』はTVアニメ『メイドインアビス』の続編となる劇場版。10位『劇場版 ハイスクール・フリート』は日本の大半が海に沈んだ世界を舞台に、海上の防衛と保安を担うべく養成学校に入学した女子生徒たちの新たな危機を描く。(興行通信社調べ:動員)

▼『ラストレター』の予告編。裕里たちの高校時代と現在が交互に描かれる本作で、岩井監督の名作『Love Letter』(1995)同様に手紙が大きな役割を果たす。主題歌「カエルノウタ」を歌うのは、『天気の子』でヒロイン、陽菜の声を担当した森七菜。