都市銀行で働く総合職の女性が、大胆な発想と行動力で上り詰める様子を痛快に描く、真木よう子主演のドラマ「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」(読み:よつばぎんこう はらしまひろみがものもうす このひとにかけろ)が、2019年1月よりテレビ東京のドラマBiz枠にて放送開始されることが決定した。
本作は、作・周良貨、画・夢野一子により1993年から1997年にかけて「モーニング」(講談社)で連載された漫画を、20年の時を経て初めて実写化。新卒でよつば銀行に入行して以来、本部勤務が続いていた主人公・原島浩美は、ある事件をきっかけに系列会社へと出向していたが、銀行の「輝く女性プロジェクト」の施策で法人営業課長に大抜擢され、業績不振にあえぐ支店の立て直しを命じられる。
主演は、事務所移籍後、連続ドラマ初主演となる真木よう子が務め、トラブルメーカーと噂されるが法人営業課長に大抜擢された主人公・原島浩美を演じる。決め台詞は、「恐れながら申し上げます」。本作は、どんな相手にも臆せず正論を吐き、銀行員として、管理職として真っ当に仕事を進め、天然な鈍感さと強さを併せ持つキュートな浩美に、視聴者が自らを重ね合わせられるドラマとなっている。
■真木よう子(原島浩美役) コメント
この作品のオファーをいただいた時に、原作となっている漫画がとても面白く、見るものを引きつけると思いお引き受け致しました。私が演じる原島浩美は物腰穏やかで、且つ天性の銀行職員という印象を受けました。何事にも穏やかな顔を貼り付け、核なる部分を切りこんでいきたいと思います。とにかく、真木よう子を崩して、「エンターテインメント」のドラマをより多くの方々にお楽しみ頂ける様、頑張らせていただきます。
■阿部真士プロデューサー(テレビ東京制作局ドラマ制作部) コメント
強く、カッコいい女性を演じさせたら右に出るものはいないと個人的に思っている真木よう子さんに、敢えて、物腰柔らかく、丁寧で、だけどちょっと天然な鈍感さを持つキュートな女性・原島浩美を演じて貰います。少し前に真木さんと初めてお会いしました。柔和で、キュートで、芯の強さがある。飄々と見せかけて、でも、少しの不安だったり、実はドキドキしていたりという人間くさいところもありそうだな。そんな印象でした。それって、本作の主人公・原島浩美なんです。「強い女性」を描くドラマというと、主人公は本当に強くて、動じなくて、スパッと悪を切ります。ですが、テレ東の月曜22時の枠の主人公はもう少しリアリティがあります。つまり、我々と近い存在です。不器用で、だけど、普段は絶対に言えない正論を代弁してくれる。世の中の多くの人は会社員で、仕事の内容や人間関係に不満を持つ人がとても多くいます。グッとこらえる、理不尽も受け入れる、それが美徳であると我々は刷り込まれてきました。嫌な上司や生意気な部下や偉そうな取引先などに対して抱く疑問や正当性を主張できたら…そんな想いを本作の主人公・原島浩美は代弁します。是非、ご期待ください。最後に、いつも企画書はラブレターだと思って作ります。真木よう子さんに想いが届いた、その事実だけでご飯を大盛り3杯はいけます。ダイエット中ですが。想いに応えられるように、今回はマジで数字を獲りに行きます。
「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」
2019年1月 テレビ東京系にて放送スタート
毎週月曜 夜10時放送/BSテレ東にて毎週金曜 夜9時放送
監督:星野和成 小野浩司
原作:周良貨・夢野一子「この女に賭けろ」(講談社モーニングKC刊)
プロデューサー:稲田秀樹 阿部真士(テレビ東京) 八巻薫(MMJ)
脚本:西田征史
音楽:信澤宣明
出演:真木よう子
【ストーリー】 新卒でよつば銀行に入行して以来、本部勤務が続いていた主人公・原島浩美(真木よう子)は、3年前、正義感が強いあまり、とある事件を起こす。それをきっかけに、浩美は系列会社へと出向していたが、よつば銀行の「輝く女性プロジェクト」の施策で、業績不振にあえぐ台東支店法人営業課長に大抜擢され、支店の立て直しを命じられる。
©周良貨・夢野一子/講談社