韮澤潤一郎らが超常現象やこの世のミステリーを語る!海外ドラマ「X-ファイル 2018」ブルーレイ&DVD発売記念トークライブ レポート

一昨年完全復活を遂げ、世界記録を樹立した「X-ファイル 2016」の新シーズン、「X-ファイル 2018」のブルーレイ&DVDが7月18日より発売となる。本作のブルーレイ&DVDのリリースを記念して、発売日前夜の7月17日に新宿・ロフトプラスワンにてトークライブが実施され、ゲストとして韮澤潤一郎、酒井萌衣、岩井志麻子、佐藤健寿、三上丈晴(月刊ムー編集長)、お笑いコンビ・キャン×キャンの長浜之人、TOCANA編集長・角由紀子が登壇した。

20世紀FOXの人気米国ドラマ「X-ファイル」で描かれてきた、科学では解明できないこの世のミステリーをテーマに進められたトークライブでは、三上が「面白かったのはマインドコントロールの超能力版。“思い込み”も今回のキーになってくるエピソードがある。きっと監督は臨死体験特集のムーを見てパクっている!」と開始早々エンジン全開。本作では「ロズウェル事件」も舞台になっていることについて、佐藤は「先月ロズウェルに行ってきたばかり。町の空港職員に何げなく『ロズウェル事件の時はこの空港は使われたの?』と聞いたら、『使われたよ』と普通に答えていた」と話し、魔術・カルトや食人行為と過激な内容のエピソードについては「アルビノの保護施設に行こうとしたけど取材できなかった。食人行為というのはポジティブなことが多い。クールーという部族は亡くなった人間の臓器を食べる習慣があって、笑いながら死ぬ事例があった。それをフランスの学者が調べたら、人間の脳を食べていることが分かった」と世界中を取材する写真家ならではの話に一同興味津々の様子だった。

また、「X-ファイル」といえば欠かせない存在がUFO。本作にも登場するUFOの話題になると、三上が「ラスベガスでは三角形のUFOが浮遊していても現地の人は見すぎていてリアクションが薄い」、佐藤は「僕も2回見たことある、500mくらい離れていたけどすぐ消えてしまった。あとはドローンの動きとは明らかに違う動きをしたUFOを見た」、酒井も「私の兄の彼女がUFOを見ました!UFOは見る人によって違うのが興味深いですね」と、目撃したUFOについて大盛り上がりとなった。

長浜から「好きなエピソードは?」と聞かれ、酒井は「3話のドッペルゲンガーの話が好きです」と答えた。すると韮澤が「ドッペルゲンガーというのは一種の幽体離脱」と解説を始めると、三上がフォローするように「ドッペルゲンガーは“見たら死ぬ”事までがセット。ドッペルゲンガーの特徴は自分の服や髪型が同じで、死んだ人間が時を超えて自分の姿を見たという事。つまり自分の死期が近いという事なんです」と熱弁した。

未解決事件ファイルである“X-ファイル”の話題になると、韮澤は「1992年にアメリカ北部に取材に行って、情報機関NSA(アメリカ国家安全保障局)の人と会った事がある。そのNSAのメンバーが1か月前に火星人に会ったと言っていた。ロズウェルの墜落したUFOの中に旧約聖書があったとされている。それを解読したのがNSAだった。人間と見分けがつかないのが本物の宇宙人、超能力は誰でも目覚めれば出来る」とこれまでの豊富な取材経験に会場は驚きの反応を見せた。すると酒井が「モルダーとスカリーのように機密情報に関わって危険じゃないんですか?」と質問すると、「こういう情報に関わっていると消されたりする。アメリカでこういう情報を暴露した人が砂漠で変死体となって見つかり、調べたら体内から2発の銃弾が出てきたそう」と説明した。また、韮澤は「先程ちょうど安倍首相が経済連携協定に署名をして、会見を開いていましたね。その時一緒に来ているユンケル委員長は2年前イギリスがEU離脱する時に、会議で演説して『我々は遠くから地球を見ている惑星のリーダーたちに説明しないといけない、彼らは非常に心配している』と演説している。だけどプレスリリースの中には『惑星のリーダーたち』というのが抜けている。宇宙人と国家レベルで交流があり、トランプ氏が大統領選挙に当選した際も、ヒラリーの当選を避ける為に宇宙人に土壇場で関わり、トランプ大統領が誕生した。名前は出せないが、日本にもコンタクトを取っている人がいる」と話し会場を驚かせた。

最後に、佐藤は「特に4話が面白かった、昔の映像も出て来るので楽しめる」、三上は「本作にはモデルになっている事件がある。絶対監督はムーを読んでいる!」、岩井が「一番縁が無いのはカニバリズムかな。でも私の画家のおじいちゃんがカニバリズムを体験しかけた」と話すと、長浜が「志麻子の日常が“X-ファイル”ですね」とツッコミを入れ、大盛況の中イベントは終了した。

■「X-ファイル 2018」ブルーレイ&DVD
7月18日(水)発売/デジタル先行配信中
発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン