『私の奴隷になりなさい』シリーズ第3弾ヒロインを勝ち取ったのは農業女子から女優に転身した杉山未央

2012年に公開され、壇蜜の名を世に知らしめた映画『私の奴隷になりなさい』の続編となるシリーズ第2弾『ご主人様と呼ばせてください~私の奴隷になりなさい・第2章~』、第3弾『おまえ次第~私の奴隷になりなさい・第3章~』の公開が決定し、第3章のヒロイン・繭子には、女優になるために大学を辞めて芸能界に飛び込んできた異色の新人・杉山未央がオーディションを経て抜擢された。

主演の杉山未央は、これからは農業だと覚醒して、東京農大に入学し、勉学に励んでいたが、ある日小さい頃からの憧れであった女優をやるには今しかない、農業は後からでも出来ると覚醒して大学を中退、俳優の養成所の門を叩いた変り種だ。初のヒロイン役でヌードはもちろん、ラブシーンにも初挑戦。目黒に出会い、官能に目覚め、ご主人様の奴隷として花開き、精神的に自立していく繭子を体当たりで熱演する。

■杉山未央 コメント
繭子役を演じさせていただきました杉山未央です。私にとって初の映画作品で、とても大切なものになりました。撮影では体当たりで演じるシーンが多く、私自身初めてのことだらけで不安もあったのですが、スタッフの方や共演者の皆様のおかげでリラックスできたし、楽しく撮影に挑めました。まだ寒い時期に撮ったのですが、シーンが終わるとすぐに温めに来てくださるスタッフの方がいたり、相手役の毎熊さんが気遣ってくださったり、心まで温かくなったことが思い出です。今回の作品で思ったのが、自分の視野に入っていないだけで、案外近くにこういう世界ってあるのかもしれないな。と。踏み込むか踏み込まないかは別にしてもちょっとワクワクしますよね。そんなワクワクがつまっている「お前次第」、たくさんの人に見てもらいたいです。

■城定秀夫監督 コメント
はじめて会った時から不思議な雰囲気をまとった女性でした。その掴みどころのない魅力は作中の目黒という男が繭子という女に感じたそれだったのだと思います。魔性の女というのは本来彼女のような女性なのかもしれません。

■制作プロデューサー コメント
杉山さんは眼鏡で現れたオーディションから、繭子役に一番必要な、あか抜け無さから洗練への変身がハマる女性だなあと感じました。地味も派手も両方持った雰囲気。撮影現場では、この難役に挑むにあたってもそれほど肩肘張っていたようには見えませんでした。肝が据わっているというか、素のままな感じ。脱ぐ時も妙なためらいとかはなく、覚悟が決まっていて見ていて清々しかったですね。ただ、繭子がどんどん開眼していくシーンでは普段とは打って変わった妖艶さを醸し出していて、相手役の毎熊さんがたじろぐ場面もあり、女優としての高いポテンシャルを感じました。まだまだ粗削りですが、将来の大器だと思います。

『おまえ次第~私の奴隷になりなさい・第3章~』
2018年夏ロードショー
監督:城定秀夫
脚本:石川均
出演:杉山未央 毎熊克哉
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 目黒には数年前、明乃という人妻の奴隷調教をその夫に命令されながら行い、明乃との関係にのめり込んだ矢先に関係を剥奪されて心に大きな傷を負ったという過去があった。そんな目黒は現在、自分自身が奴隷をコントロールする“ご主人様”となって何人もの奴隷を飼い、過去の自分が受けた“隷属”を他人との関係に築こうと懸命になっていた。そして、ある日繭子という見た目からわかるほど奥手な、だが強烈に調教願望を刺激される女性と出会う。出会ったその日に、その場で繭子を奴隷として開眼させ、調教を始める目黒だったが、その視線の先にはどうしても人妻・明乃の影がちらついていた。一方、繭子は目黒の調教を受け、女としての見た目も内面も研ぎ澄まされていく。目黒はもはや繭子の成長に追いつけない自分を感じ始めていた。そんな折、複数飼っていた奴隷たちとの関係にも破綻がきたし始める…。

©KADOKAWA 2018