毎熊克哉、リアル⼥王様からの鞭打ちに雄叫び!『私の奴隷になりなさい第2章&第3章』完成披露試写会イベント レポート

2012年に公開され、壇蜜の名を世に知らしめた映画『私の奴隷になりなさい』の続編となるシリーズ第2弾『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』が9月29日、第3弾『私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第』が10月13日より公開となる。それに先だち、本作の完成を記念し、東京・神楽座にて完成披露試写会イベントが行われ、主演の毎熊克哉をはじめ、第2章のヒロインを演じた行平あい佳、第3章のヒロインである杉山未央、2作にわたり主人公・目黒の婚約者を演じる百合沙、目黒の奴隷たちである川合瑞恵、範田紗々、山根千芽、そして目黒と同じく支配する側にいる女王様を演じた福山理子が登壇した。

会場には、男⼥問わず幅広い観客が来場し、上映後の熱気冷めやらぬ中、主演・⽬⿊役を演じた毎熊をはじめ、⼥優陣は皆セクシー⾐装で登壇。⾏平は背中が⾒える真っ⾚なレースドレスに⾝を包み、杉⼭は⾏平とは対照的に⽩のレースドレス姿を披露した。登壇するやいなやMCより「実は⾒た⽬ではわからないサプライズ企画が進⾏中です。毎熊さん発表をお願いします!」とアナウンスされると、毎熊は「ノーパンで来ました!」とサプライズ発表。会場は「えー!」と興奮した声が上がり、毎熊は続いて「いつも公式Twitterから⾊んな命令を受けるんですが、今⽇はなんか企んでいるツイートをしていて…嫌な予感がするなと思ったら『あなたたち全員ノーパンで出なさい』と…(笑)。ご主⼈様の命令は絶対なので」と照れ笑いを浮かべる毎熊に、⾏平は「え!毎熊さんもノーパンなんですね?」と笑う⾏平に毎熊は「⼀応さっきトイレで脱がせていただきました(笑)」と⼥性陣だけでなく、唯⼀の男性の毎熊⾃⾝もノーパンで登壇しており、会場を⼤いに盛り上げた。

さらに、今回、唯⼀の⼥王様を演じ、劇中⾐装のボンデージ姿に鞭を持って登壇した福⼭は、現在実際に⼥王様の⾒習いとして訓練を積んでおり、実は劇中の⾐装も私物というこということで、MCより「せっかくですので、ご⾃前の鞭で、どなたかを調教いただきましょうか?」とのアイデアに福⼭は「この中だったら1⼈しかいなくないですか?男性の⽅が、ね?」と毎熊を指定。最初はキョロキョロする毎熊でしたが、「わかりました!」と意を決した様⼦で福⼭へお尻を向けると、「あ、やっぱり待ってください…ノーパンだった…」と怖がる様⼦を⾒せ会場を笑わせた。四つん這いになり、お尻を向け、いざ福⼭に叩かれると「ウォー!!」と低い声で雄叫びをあげる場⾯も。毎熊の勇気に会場は拍⼿喝采となった。ただ、マスコミのカメラマンがうまく写真を撮れなかったようで「もう⼀度お願い」という声があり、まさかの2回⾏うはめに。2回⽬の鞭打ちを終えた毎熊は「痛いんですけど、気持ちいいというか…なんかありがとうございました(笑)」と最後は嬉しそうにコメントし、会場は笑いに包まれた。

登壇者 コメント

Q:ノーパン登壇の⼼境は?

毎熊:なんかいい感じです(笑)

⾏平:あの時は⽬⿊さんのご命令だったのでスムーズだったんですが、その上をいく⼥王様(公式Twitter)がいましたね(笑)

杉⼭:ノーパン初体験でした。本当にありがとうございました!(笑)

百合沙:本当に履いてないですからね。まさか⼈⽣で、舞台挨拶でノーパンになるなんて思ってもみなかったです!

川合:過去にご主⼈様の奴隷だったことがあり、その時のお約束が⼀緒にいるときは下着をつけないことだったので、奴隷時代を思い出してドキドキしています。

範⽥:この舞台挨拶のために⽤意した浴⾐があったんですが、事務所の社⻑から「浴⾐じゃノーパンじゃわからないよ」と⾔われて、わかりそうなドレスを選びました。せっかくなので(ノーパンを)楽しみたいと思います。

⼭根:(今の気分を聞かれ)健康ですね!すごく!(会場爆笑)ここ半年で下着を6着揃えようと思っていて、その前は揃えていなかったので洗濯が間に合わない時はたまにノーパンの時があったので思い出して懐かしいです。

福⼭:普段履いてないことが多いので、⾐装で履いているのが不思議な気持ちです。

■『第2章 ご主⼈様と呼ばせてください』の話題へ
Q:⼥性たちばかりの世界で、⼥性を調教していく、どのように撮影に臨まれましたか。

毎熊:出会いとしては普通のどこにでもいる男がその世界にハマっていくという設定でした。調教のプロがいたらこれはきっと調教レベルじゃないと思います。⼊り⼝としてはただの男というところから⼊りましたね。

Q:演じられて⼥性に対して、気持ちが変わったところはありますか︖

毎熊:怖いですね、というか⼥性は強いです。今⽇も真ん中に座り⼥性に囲まれていますが、ドキドキしますし、⼥性を完全に調教するのは難しいと思いました。

Q:濡れ場のシーンはいかがでしたか?

毎熊:最初は緊張もありましたが、いざ撮影始まると楽しかったです!

Q:初主演にして、体を張った役を⾒事に演じきりました。撮影現場はいかがでしたでしょうか。

⾏平:現場はとっても楽しかったですね。⼥性スタッフが多くて、⼥性のパワーやエネルギッシュさがありました。その部分がしっかり画⾯にも出ていると思います!

Q:ハードなシーンはありましたか?

⾏平:実は毎熊さんとの最初の絡みのシーンは40カットも撮っているんです。あれはびっくりしました。

毎熊:ホテルの部屋で撮っているんですけど、部屋の湿度が⾼くなっちゃって…!

⾏平:もう、窓は曇るものですよ(笑)

Q:なぜこの役をやってみたいと思いましたか?

⾏平:オーディション受ける前に原作と脚本を読み、もし映像化するなら絶対かっこいいだろうなと、読んでいる最中からわかりました。絶対この世界に⼊りたいと思いました。脱ぐことに対して抵抗はなかったです。監督や毎熊さんとコミュニケーションはしっかり取れていましたし、嬉しさの⽅が⼤きかったです。

Q:劇中の冒頭婚約者⽬⿊に、「変態はイヤ…」という台詞がありましたが、徐々に変化が⾒られました。希美としての⼼境の変化、どう捉えながら演じられましたでしょうか?

百合沙:みなさん思っていると思いますが、意外と近くにこういう世界は存在するんだなと感じました。もしかしたら、⾃分にも潜在的なものや秘めているものがあるのかなと…。

■『第3章 おまえ次第』の話題へ
Q:オーディションでこの⼤役を勝ち取りました。本作にてスクリーンデビューとなります。今の⼼境はいかがでしょうか?

杉⼭:今⽇初めて⾒ていただいて、純粋に嬉しいという気持ちです。オーディションに受かってから撮影終えるまで不安を伴ったまま、嬉しい気持ちと葛藤していた部分がありました。今は純粋に嬉しく、清々しい気持ちです。

Q:実は、濡れ場のシーンよりも、初めての台詞の撮影のほうが緊張したと聞いております。初めての映画の現場いかがでしたでしょうか?

杉⼭:カメラの前に⽴つのも初めてだったんですが、濡れ場をやるよりもセリフのシーンで⼀⾔出すのが⼀番ドキドキしていました。でもそのセリフを終えたら⾃由に緊張せずに演じさせていただきました。

Q:⽬⿊に調教され、みるみる美しくなっていく様⼦が印象的です。撮っていく中で何か意識されたことはありますでしょうか。

杉⼭:メイクや⾐装が開花する前と後で変わったので、そこを上⼿く利⽤させていただきました。⾃分でその姿を⾒てテンションを引っ張っていきましたね。メイク⼀つでテンションは変わるので楽しかったです!

Q:飼われる側、調教される側を演じられて、そして、最後はご主⼈様に反撃するシーンは印象的です。関係が崩れていく様、信頼関係が崩壊していく様、どのように演じられましたでしょうか?

川合:私は変態なので⽀配されるって、刺激的でうっとりするほど幸せなことだと思います。でも失った時の喪失感はあるので、早希の気持ちは良くわかりました。⼀⽣懸命演じさていただきました(笑)

毎熊:めっちゃ怖かったです!(笑) 今、思い出しました…。

範⽥:最後、⽬⿊にある事をするんですけど「うまいね、普段からやってる?」と監督に⾔われました(笑)。⼀度、⼈を殴ったことがあるんですが、その⼀回がとても参考になり、遠慮なくやらせていただきました。

毎熊:範⽥さんのお尻を叩くシーンがあるんですが、⼈のお尻叩くって気を使うじゃないですか?でもその時に、範⽥さんが「いつもやっているようにやっていいいですよ」と。この⼈には勝てないと思いました!(笑) ドキっとしました。

Q:くさりに繋がれての屋上散歩のシーン、真冬の寒い⽇だったと聞いています。撮影現場はいかがでしたでしょうか?

⼭根:すごく寒い⽇で、⾵も強くて、膝をつけるところがひんやりしていて、、でもやらなきゃって気持ち⼀⼼だったので、あまり寒さを感じなかったです。変なところが⾒えないように、事故が起きませんようにと、ひらすら願っていました(笑)。普段は⾸輪して散歩しないので…(笑)。

Q:もしかしたら、この中で唯⼀の“⽀配する側”かもしれません。福⼭さんから⾒た⽬⿊はいかがでしたでしょうか?

福⼭:実際サディステックなことをしているけど奴隷に⽀配されていると感じました。SMってどっちも持っていると思うんですよね。

Q:本⽇は劇中の⾐装を着ていただきました。劇中もご⾃⾝の私物の⾐装なのですよね。

福⼭:私物です。なぜか⼩さい時から周りに⼥王様がいがちで(笑)。たまにエレベーターで「椅⼦にならせてください」と⾔われ、座ったりすることもあります(笑)。SとMってすごく深いんです。SはサービスのS、Mは満⾜のMです!

Q:締めのご挨拶をお願いします。

毎熊:答えのない作品でもありますので、この映画の感想は100⼈いれば100通りあるものになっていると思います。だからこそ語り合える可能性のある作品になったと思います。⾒終わった後、お酒のあてにこの話をしていただき、映画のお話を膨らませていただけると嬉しいです。個⼈的な希望としては 2018年後半、“官能”が流⾏ればいいなと思っています!堂々とエロに対して向き合って欲しいです。これから上映が始まって、映画が世の中に出て⾏きますが、役者として頑張って⾏きますので⻑い⽬で応援していただけたら嬉しいです!

『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』
9月29日(土)より2週間限定で池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
監督:城定秀夫
原作:サタミシュウ「ご主人様と呼ばせてください」(角川文庫)
脚本:石川均 城定秀夫
出演:毎熊克哉 行平あい佳 百合沙 三浦誠己
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 大手広告デザイン会社で仕事をする目黒は、婚約者のいる身でありながら、ある日清楚で保守的だがどこか妖艶な雰囲気を持つ人妻・明乃に出会い、強引に口説いて関係を持つようになる。明乃は目黒の見立て通りどんどん積極的なっていき、目黒は明乃との逢瀬にのめり込んでいくが、そんな折目黒の会社に得意先広告代理店の部長で瀬尾と名乗る男が突然訪ねてくる。男は明乃の夫であった。瀬尾は目黒に、不倫の報復としてその場で社会的全てを奪うと宣言し、そうされたくなければ妻・明乃との関係を続け明乃を調教するように命令する。目黒は理解に苦しむが従うほかない。その日から、瀬尾の指示のもと、明乃の更なる調教が始まった。それは、目黒にとって泥沼の恋愛にも似た破滅への道となっていった。一方明乃は、本人でも抑制できないほど奴隷としての素養を開花させていくが…。

『私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第』
10月13日(土)より2週間限定で池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
監督:城定秀夫
原作:サタミシュウ「おまえ次第」(角川文庫)
脚本:石川均 城定秀夫
出演:毎熊克哉 杉山未央 百合沙 行平あい佳 池田良 石田佳央 原田裕章 河合瑞恵 範田紗々 山根千芽 福山理子 榊英雄
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 目黒には数年前、明乃という人妻の奴隷調教をその夫に命令されながら行い、明乃との関係にのめり込んだ矢先に関係を剥奪されて心に大きな傷を負ったという過去があった。そんな目黒は現在、自分自身が奴隷をコントロールする“ご主人様”となって何人もの奴隷を飼い、過去の自分が受けた“隷属”を他人との関係に築こうと懸命になっていた。そして、ある日繭子という見た目からわかるほど奥手な、だが強烈に調教願望を刺激される女性と出会う。出会ったその日に、その場で繭子を奴隷として開眼させ、調教を始める目黒だったが、その視線の先にはどうしても人妻・明乃の影がちらついていた。一方、繭子は目黒の調教を受け、女としての見た目も内面も研ぎ澄まされていく。目黒はもはや繭子の成長に追いつけない自分を感じ始めていた。そんな折、複数飼っていた奴隷たちとの関係にも破綻がきたし始める…。

©KADOKAWA 2018