池松壮亮 × 松居大悟監督 『君が君で君だ』高杉真宙演じる最低な“クズ彼氏”場面写真

池松壮亮主演、満島真之介、大倉孝二、キム・コッピ共演の松居大悟監督最新作『君が君で君だ』が7月7日に公開されるのに先立ち、ヒロインのソンの最低な彼氏・宗太を演じる高杉真宙の場面写真がお披露目となった。

本作は、好きな女の子の好きな人になりきって自分を捨て去り、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を描いた恋愛譚。主演の池松壮亮がロックシンガー“尾崎豊”に、満島真之介がハリウッドの名俳優“ブラッド・ピット”に、大倉孝二が日本の歴史を大きく変えた“坂本龍馬”になりきる。ヒロインのソンを演じるのは、『息もできない』のキム・コッピ。さらに、ソンに迫る借金取りにYOUと向井理が扮し、ソンの最低な彼氏・宗太を高杉真宙が演じる。

高杉演じる宗太は、ソンの献身的な愛情を受けるも、借金を肩代わりさせるなどのひどい仕打ちをし、借金取りに媚びへつらいながらソンに冷たく接する。伝説の男たちになりきって生きる3人の男たちは、彼らの成り行きを見つめ続けているが、ある日借金取りに見つかってしまい大騒動へと発展していく。場面写真では、“クズな彼氏”の宗太(高杉真宙)に、ブラッド・ピット(満島真之介)と坂本龍馬(大倉孝二)が掴みかかっている様子を捉えている。

高杉は、2012年に『カルテット!』で映画初主演を務め、2017年には映画『散歩する侵略者』で毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞。今年は主演作『世界でいちばん長い写真』、『虹色デイズ』、『ギャングース』が控えるなど現在ブレイク中で、本作では“クズな彼氏”役を熱演し、池松、満島、大倉たちとの衝撃のコラボレーションを見せる。

■高杉真宙(宗太役) コメント
『君が君で君だ』で僕が演じる宗太は、自分の借金を彼女に押し付けて返済してもらっているヒモ男です。宗太は仕事もせずにフラフラしているような男。劇中で「クズ」と呼ばれたりするようなダメ人間なので、今回は髭を生やして髪を無造作にあげてだらしない感じを出しました。髭を生やす役自体初めてですし、やっとビジュアルを見て頂ける時がきた!という感じです。今後もこういう役に挑戦できたらなぁと思います。松居監督の作品はいくつか観させて頂いているんですが、独特な雰囲気の中に美しさがあり、いつかご一緒したいと思っていましたので、このお話を頂いたときは監督のオリジナル作品に出演できるのが嬉しくて。そして「尾崎豊、ブラッド・ピット、坂本龍馬」が出てくる物語というのに衝撃を受けました。そして自分にこんな役をやらせて頂けるとは思っていなかったのでびっくりしました。キャストの皆さんは素晴らしい役者さんばかり、お会いするのもほとんど初めての方ばかりで、とにかく緊張した中で演技をしたのを覚えています。その中で、自分のできる限りの返しを出来ていたらいいなと思います。この作品は、はちゃめちゃですが愛の物語だと思います。青春も感じますし「楽しそうだなぁ」って思うところもあります!宗太は軽いお調子者なので、そんな僕の演技にもぜひ注目して頂けたらと思います。

『君が君で君だ』
7月7日(土)全国公開
監督・原作・脚本:松居大悟
出演:池松壮亮 キム・コッピ 満島真之介 大倉孝二 高杉真宙 向井理 YOU
配給:ティ・ジョイ

©2018「君が君で君だ」製作委員会