林遣都、栁俊太郎、前野朋哉共演の映画『チェリーボーイズ』が、2018年2月17日より全国ロードショーとなる。これに先立ち、2月2日に渋谷TOEI②でプレミア上映会が実施され、舞台挨拶に主演の林遣都、栁俊太郎、池田エライザ、般若、西海謙一郎監督が登壇した。
本作は、古泉智浩による漫画「チェリーボーイズ」の実写映画化作品。とある地方都市、仕事も恋愛も上手くいかず、何事にも中途半端な25歳の童貞3人組が、自分を変えるためにある計画を立てる。3人組の主人公・国森信一を演じるのは、実力派の林遣都。吉村達也役には、「MEN’S NON-NO」のモデルも務める個性派俳優の栁俊太郎。高杉誠役には、CM「au 三太郎シリーズ」の一寸法師役で話題を集め、連続テレビ小説「わろてんか」に出演中の前野朋哉。そして、ヒロインの釈笛子を池田エライザが演じる。
オファーがあった時の気持ちを聞かれた林は、「とても挑戦しがいのある役で、ぜひやりたいと思いました。“20代なかばの童貞”に見えなかったら成立しないので、ハードルの高い役でした」とコメント。栁も「忘れかけていた何かがフツフツと蘇ってきた」と脚本を読んだ時の気持ちを語りつつ、「今しかできない、今後はもうないだろうという役だった」とやりがいのある仕事であったことを伝えた。
林は栁と前野との共演について、「他にはない絆が生まれた。栁君とは初めてだったんですけど、すごく波長があって」とコメント。すると栁も「撮影中は3人でいることが多かったので、撮影期間は青春時代の感覚に戻った。僕も(林のことが)大好きになりました」とお互いの思いを告白。続けて般若が「リハーサル中、3人の群れが童貞にしか見えないんですよ」と明かすと、池田も「群れてるんですよ3人で。チェリーボーイズそのもので。3人が日傘の中で密談していて、とても仲睦まじかった」と笑顔を見せた。
撮影中、ほとんどしゃべらなかったという林と池田。林は「本番では池田エライザさんを、どうにかしたいっていう…気持ちでいなきゃいけない役だったので」と弁明を交えつつ、「常にそういう目で見ていました」とコメント。それを聞いた池田は「だから仲良くなれなかったんだ」と納得した表情を浮かべ、会場を爆笑させていた。
『チェリーボーイズ』
2018年2月17日(土)よりシネ・リーブル池袋、渋谷 TOEI ほか全国ロードショー
監督:西海謙一郎
原作:古泉智浩「チェリーボーイズ」(青林工藝舎刊)
脚本:松居大悟
出演:林遣都 栁俊太郎 前野朋哉 池田エライザ 石垣佑磨 岡山天音 般若 山谷花純 松本メイ 岸明日香 馬場良馬 吹越満 立石涼子
主題歌:「GO! GO! Cherry Boy!」MANNISH BOYS(スピードスターレコーズ)
配給:アークエンタテインメント
【ストーリー】 とある地方都市に住むボンクラ3人組、国森信一(林遣都)、吉村達也(栁俊太郎)、高杉誠(前野朋哉)。仕事も恋愛も上手くいかず、何事にも中途半端。揃いも揃って25歳になっても童貞をこじらせている。3人集まって考えること、話すことは、上手く行かない世の中への愚痴と女性とSEXのことのみ。そんな負け組認定の男達が、自分と人生を変えるためにある計画を立てた!?いざ、脱童貞大作戦へ!
Ⓒ古泉智浩/青林工藝舎・2018東映ビデオ/マイケルギオン