『レッドクリフ』シリーズのジョン・ウー監督が日本でのオールロケを敢行し、チャン・ハンユーと福山雅治を主演に、高倉健主演の名作『君よ憤怒（ふんぬ）の河を渉れ』（1976）の再映画化に挑んだアクション映画『マンハント』が、2月9日に全国ロードショーとなる。このほど、1月30日にジョン・ウー監督が来日し、TOHOシネマズ六本木ヒルズでジャパンプレミアが開催された。舞台挨拶には、ジョン・ウー監督のほか、キャストの福山雅治、國村隼、斎藤工、桜庭ななみ、倉田保昭、池内博之、TAO、アンジェルス・ウーが登壇した。ここでは本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC：本日は、映画『マンハント』ジャパンプレミアに、満員のお客様、ありがとうございます。本作『マンハント』は、『フェイス／オフ』、『M：I‐2（ミッション：インポッシブル2）』、『レッドクリフ』など世界的な大ヒット作を手がけたアクション映画の巨匠、ジョン・ウー監督の最新作です。日本映画を観て育ったというウー監督が、1976年に高倉健さん主演でも映画化されました伝説的名作小説「君よ憤怒（ふんぬ）の河を渉れ」の再映画化に今回チャレンジいたしました。そして本作は、監督たっての希望もありまして、大阪や岡山などを中心に全編日本ロケを敢行し、作り上げました。キャストには、ダブル主演のチャン・ハンユーさん、福山雅治さんをはじめ、アジア、そして日本からも超豪華な俳優陣が監督のもとに集結。昨年の世界各国での国際映画祭や11月に公開された製作本国の中国でも大変な話題になりました。原作が発行されてから40年以上のときを経てスケールアップしたサスペンスアクション超大作、いよいよ日本に上陸いたします。

本日は、豪華なキャストの皆様、そして監督にお越しいただいております。それではご登場いただきましょう。本作のダブル主演、福山雅治さん、國村隼さん、倉田保昭さん、斎藤工さん、アンジェルス・ウーさん、桜庭ななみさん、池内博之さん、TAOさんです！

豪華なキャストが揃いました。そして本イベントのために中国から来日していただきましたジョン・ウー監督です！改めて大きな拍手をお願いいたします！

ついにこの『マンハント』、日本に上陸いたします。そして中国からジョン・ウー監督もお招きしてジャパンプレミアを行って参ります。まずは、ジョン・ウー監督、日本のファンの皆様に一言いただいてもよろしいでしょうか？

ジョン・ウー：皆さん、こんばんは。ぜひこの映画を楽しんでいただきたいと思います。ありがとうございます。

MC：ありがとうございます。続きまして、チャン・ハンユーさんとダブル主演で矢村聡役の福山雅治さん、お願いします。

福山：やっとですね、去年、一昨年に撮っていたので、やっとこうやって皆さんに観ていただける日がやって来たことを大変嬉しく思っています。本日はよろしくお願いします。

MC：ありがとうございます。続いて、製薬会社社長・酒井役の國村隼さん。

國村：どうも、ようこそいらっしゃいました、『マンハント』へ。國村隼です。25年ぶりくらいかな、やっと2度目のウーさんと一緒の仕事ができました。監督としてはもちろん、人間としても敬愛してやまないウーさんとまた一緒に仕事ができて本当に幸せでした。楽しい映画ができましたので、ぜひ楽しんでください。

MC：ありがとうございます。続いて、逃亡中の主人公ドゥ・チウをかくまう男・坂口役の倉田保昭さん。

倉田：こんばんは。この映画は2年前ですか、ちょうど10月ぐらいに終わったんですけど、本当に感慨深い、ジョン・ウー監督との50年ぶりの再会で、本当に感激しました。どうぞ楽しんでください。よろしくお願いします。

MC：ありがとうございます。続きまして、凶悪な過激派役を演じました斎藤工さん。

斎藤：凶悪な過激派です。斎藤工と申します！私は映画が大好きで、特にジョン・ウー作品には本当に影響されていたど真ん中の世代なので、ここにいられることもいまだに夢心地です。本当に光栄です。皆さん、今日は楽しんでいってください。

MC：ありがとうございます。続いて、女殺し屋・ドーン役を演じたアンジェルス・ウーさん、お願いいたします。アンジェルスさんは監督の娘さんで、急きょ来日していただきました。

アンジェルス・ウー：ありがとうございます。今晩、この作品と共にこんな素敵なお客様の前に立っていられることをとても嬉しく思います。映画をお楽しみください。

MC：ありがとうございます。続いて、福山さん演じる矢村の相棒の新人刑事・里香役の桜庭ななみさん、お願いいたします。

桜庭：皆さん、こんばんは。百田里香役を演じました桜庭ななみです。この映画を観たときに、一瞬も目が離せないくらいすごくおもしろい作品になったなぁと、ジョン・ウー監督の世界観ですごく素敵な作品になったと思います。今日観た皆さんがそう思っていただけたらなと思います。今日は最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いします。

MC：ありがとうございます。続いて、國村さん演じる製薬会社社長の息子・酒井宏役の池内博之さん。

池内：今日はたくさんの方々に来ていただいてありがとうございます。やっと今日という日を迎えることができて非常に興奮しています。見ごたえのある作品になっているので、ぜひ楽しんでいってください！今日はありがとうございます。

MC：ありがとうございます。そして、製薬会社社長秘書の希子役のTAOさん、お願いいたします。

TAO：こんばんは。私はずっと日本人ではないアジア人の監督さんとお仕事をすることが夢だったんですけど、まさか巨匠ジョン・ウー監督とその夢が叶うとは思っていなかったので、本当に光栄な機会をいただいて嬉しく思っています。皆さんにも楽しんでいただけたらなと思っています。