福山雅治「銃を持ち歩いていた」!? 映画『マンハント』公開記念舞台挨拶

『レッドクリフ』シリーズのジョン・ウー監督が日本でのオールロケを敢行し、チャン・ハンユーと福山雅治を主演に、高倉健主演の名作『君よ憤怒(ふんぬ)の河を渉れ』(1976)の再映画化に挑んだアクション映画『マンハント』が、2月9日に全国公開された。本作の公開記念舞台挨拶が2月17日にTOHOシネマズ新宿で行なわれ、キャストの福山雅治、桜庭ななみ、池内博之が登壇した。

【本イベントの模様は、後日全文掲載する予定です】
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本作は、チャン・ハンユーが無実の罪を着せられ逃亡する弁護士ドゥ・チウを、そして福山雅治が彼を追う孤高の刑事、矢村聡を演じ、ベネチア国際映画祭やトロント国際映画祭など世界各国の映画祭をはじめ、2017年11月に公開された製作本国中国でも大きな話題をさらった。

今までほとんど戦闘シーンの撮影がなかったという福山。「拳銃を持つことがなかった。自分でも持ち慣れてないと思ったので、劇中で使う銃を借りて撮影に入る前から持ち歩いていた」と衝撃の告白。会場がどよめくなか、「携帯してました(笑)。家でも触ったり、なるべく馴染むように(笑)」と満面の笑みで語った。

池内の口からウー監督が実弾を使った撮影をしようとしていたという話が飛び出すと、福山は「スケールが大きい。もちろん日本の法律でできなかったんですけど」と語りつつ、「桜庭さんはクランクアップを2回した」、「池内さんなんか、最初にキャスティングされた役と変わりましたから」とスケールの大きすぎる驚きのエピソードを明かした。

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水上バイクの免許をとって川でのアクションシーンに挑んたという福山は「川の色がとても深い緑色だったので、ここに入るのかと思って…。一応ネットで水質を調べたら、“人が入っても大丈夫です”という数値が出ていた。疑り深くてつい調べちゃった」とおちゃめなエピソードを披露。

最後に福山はこれから挑戦してみたいことについて「人生で一度くらいは踊ってみたい。僕ら50歳前後の世代は踊ることがなかった。完全に踊らない日本人として生きていくわけじゃないですか?それもどうかなと。機会があったら」と劇中シーンにもあるダンスについて前向きなコメントを発し会場のファンを盛り上げていた。

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【本イベントの模様は、後日全文掲載する予定です】

『マンハント』
2月9日(金) TOHOシネマズ 新宿他 全国ロードショー
監督:ジョン・ウー
出演:チャン・ハンユー 福山雅治 チー・ウェイ ハ・ジウォン 國村隼 竹中直人 倉田保昭 斎藤工 アンジェルス・ウー 桜庭ななみ 池内博之 TAO トクナガクニハル 矢島健一 田中圭 ジョーナカムラ 吉沢悠
配給:ギャガ

【ストーリー】 実直な国際弁護士ドゥ・チウ(チャン・ハンユー)が目を覚ますと、女の死体が横たわっていた。現場の状況証拠は彼が犯人だと示しており、突如として殺人事件に巻き込まれてしまう。何者かにハメられたことに気づき逃走するドゥ・チウ。孤高の敏腕刑事の矢村(福山雅治)は独自の捜査で彼を追っていく。鍵を握るのは謎の美女・真由美(チー・ウェイ)。ドゥ・チウに近づくほど、この事件に違和感を覚え、次第に見解を変えていく矢村。そしてついにドゥ・チウを捕えた矢村は警察への引き渡しをやめ、共に真実の追求を決意する。身分や国籍を超えた“強く熱い絆”が芽生えた2人の追われながらの真相究明。果たして事件の裏にはどんな陰謀が隠されているのか。

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