ザック・エフロン、憧れのマイケル・ジャクソンと電話で会話したことを振り返る「2人とも電話越しで泣いていた」

映画『グレイテスト・ショーマン』に出演するザック・エフロンが、憧れだったマイケル・ジャクソンと電話で会話をしたエピソードを明かした。ザックはTV番組「グラハム・ノートン・ショー」に出演し、その様子がYouTubeで公開されている。

ホストのノートンがザックに対して、「マイケル・ジャクソンに憧れていたそうだけど、彼とは会ったことがあるの?」と質問すると、ザックは「会ったことはないけど、電話で話したことはある」と返答。当時を振り返ったザックは、20歳か21歳の頃、自身が主演を務めた映画『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』のプロモーションで、監督のケニー・オルテガと共にパリに滞在していたときだったと説明した。オルテガは、マイケルの幻のコンサート「THIS IS IT」の演出を務めていたことで有名だが、ディナーの時に鳴ったオルテガの携帯電話の相手は、なんと憧れのマイケルだったのだ。

ザックは、オルテガから促されて携帯電話を手に取ったという。「“ザック・エフロンです。あなたの大ファンで、俳優です。あなたは憧れの人なんです”とか言ったけど、何を話していいのかわからなかった。言葉に詰まってしまって、だらだらしゃべってしまったんだ。するとマイケルは、“それはとても良かったね。ケニーに代わってくれる?”って(笑)。すごく興奮した」と、状況が理解できずに混乱していたようだ。

うまく話せなかったザックだったが、再びオルテガの携帯電話が鳴り、マイケルと会話をするチャンスがやって来る。「電話を手に取ると、マイケルが“『ハイスクール・ミュージカル』のザックだよね?君の作品が好きで大ファンだよ”と言ったんだ。僕はパニックになってしまった!」とザックは当時を振り返り、興奮のあまり泣いてしまったと明かした。

続けてザックは、マイケルが自分に与えてくれた影響を本人に伝えたという。「僕がマイケルのことがどれだけ好きか伝えたよ。あなたは憧れの人であるとか、僕のこの活動のきっかけはあなたであるとか。ダンスのやり方や自分を信じること、スターになるということ、全てを教えてくれて本当にありがとうって。するとマイケルも泣いてしまったんだ。だから、僕らは電話越しでお互い泣いていた」と、2人で涙を流しながら会話をしていたと説明した。

最後にザックは、マイケルの印象的な言葉を思い出し、「マイケルは僕らの会話をこう締めくくったんだ、“ザック、最高だよね。夢が実際に叶うって。そうでしょう?”って」と、ザックは感極まった様子で語り、そのエモーショナルなエピソードに会場からは拍手が送られた。

ザックが出演する最新作『グレイテスト・ショーマン』は、2月16日に日本で公開予定だ。