「怪しいことは何もないのにドキドキ…」有村架純、羽田空港の税関イベントで“リアルな緊張感”明かす

映画『マジカル・シークレット・ツアー』と税関による史上初のコラボ発表会が5月25日、羽田空港第3ターミナルの税関エリアで開催され、主演の有村架純、天野千尋監督、石川陽一・東京税関羽田税関支署長、税関イメージキャラクターのカスタム君が登壇した。

本作は、2017年に中部国際空港で実際に起きた“金密輸事件”に着想を得たオリジナル作品。夫の借金を背負うことになった主婦・和歌子(有村架純)、借金を抱えた研究者・清恵(黒木華)、未婚の妊婦・麻由(南沙良)という、犯罪とは無縁に見える3人の女性たちが“金の密輸”に手を染め、人生の再起を図ろうとする姿を描くクライムエンターテインメントだ。

税関が映画作品とタイアップするのは今回が初。金密輸が犯罪であることを広く周知する目的で実現した異色コラボとなった。イベント冒頭では、石川支署長が「税関検査シーンは、税関支署長の私から見てもリアルで臨場感に溢れている」と作品を絶賛した。

羽田空港の税関エリアという特別な場所でのイベントに、有村は「普段から羽田空港を利用していますが、まさか自分が出演した映画のイベントをここでやる日が来るとは思っていなかった」と驚きを口にし、「史上初ということで、広く知ってもらえたら嬉しい」と笑顔を見せた。

作品については、「“金の密輸”という言葉のイメージよりも、すごく観やすい作品になっています」と語り、「3人の女性が一生懸命になればなるほど滑稽だったり、なぜか笑えてしまったりする。ハラハラできるエンターテインメント作品です」とアピール。

劇中では税関検査のシーンも大きな見どころ。有村は撮影時を振り返り、「税関の場面は本作の要になるシーン。緊張感の強弱を監督と細かく調整しながら撮影しました」と明かす。さらに、実物に近い重さの金塊レプリカについては、「レプリカでもかなり重かった」と苦笑いを浮かべた。

イベント直前には、税関職員から改めてレクチャーを受けたという有村。「税関を利用する時って、怪しいこともやましいこともないのに、どこかドキドキしてしまう。でも、その緊張感は必要なことだと思うんです」とコメント。「みんなが少し意識を持つことで、犯罪を増やさないことにつながる」と真剣な表情で語った。

イベントでは、史上初となる“税関×映画”コラボキャンペーンポスターもお披露目。有村、黒木、南が金塊を笑顔でかじるメインビジュアルに、「人生を壊す、金の密輸」という強烈なコピーが添えられたデザインとなっている。全国9税関管内の空港などに順次掲出予定で、有村は「結構パンチの効いたキャッチコピー。でもインパクトは大事ですよね」とコメント。「税関を通る皆さんに、しっかり目に焼き付けていただきたい」と呼びかけた。

最後に有村は、「この3人の女性たちが、なぜ笑顔なのか。その裏に何があるのかまで見つめてもらえたら嬉しい」と作品への思いを語り、イベントを締めくくった。

■作品情報
『マジカル・シークレット・ツアー』
6月19日(金)全国公開
出演:有村架純、黒木華、南沙良、塩野瑛久、青木柚、斎藤工
監督:天野千尋
脚本:天野千尋、熊谷まどか
主題歌:椎名林檎「ありあまる富」(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
配給:アスミック・エース

【ストーリー】
夫の借金と失職を突然知らされた二児の母・和歌子。返済のために辿り着いたのは、シンガポールでの“金の密輸”という闇バイトだった。そこで出会ったのは、非正規雇用の研究員と未婚の妊婦。偶然出会った3人は密輸を重ねる中で絆を深め、お金と自由を手にしていく。しかし、その“魔法のような時間”の先には、大きな代償が待ち受けていた――。

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