命がけの挑戦の先にある“生きる光” 人工呼吸器の少年が無人島へ挑むドキュメンタリー『Return to My Blue』公開決定

世界各地の映画祭で高い評価を受け、公開前から注目を集めているドキュメンタリー映画『Return to My Blue』が、2026年7月24日(金)よりキノシネマ新宿ほか全国で順次公開されることが決定した。あわせて予告編とポスタービジュアルが解禁された。

本作は、人工呼吸器を装着し医療的ケアを必要とする少年・壮眞くんが、電気も水もない無人島へと挑む姿を追ったドキュメンタリー。飛行機に乗ることすら困難な状況の中、彼は小さな漁船に車椅子ごと乗せられ、命の危険と隣り合わせの環境へと足を踏み入れていく。わずかなミスが命に直結しかねない緊張感の中でも、「やりたい」という純粋な想いを胸に、全力で“生きる”ことを選ぶ姿が映し出される。

ポスタービジュアルには、無人島の海で壮眞くんが見せた心からの笑顔が切り取られ、タイトルにも込められた“Blue”=原点や生命の輝きを象徴する印象的なビジュアルに仕上がっている。予告編では、医療チームとともに挑む無人島での時間や、障がいと共に生きる家族の日常にあるリアルな感情が丁寧に描かれており、観る者の心を強く揺さぶる内容となっている。

監督の野口雄大は、本作の制作を通して「“障がい者”や“健常者”という枠を越え、一人の人間として命と向き合うことの大切さに気づいた」と語る。無人島で壮眞くんが見せた“まぶしいほどの笑顔”を「圧倒的な光」と表現し、その瞬間を記録することへの強い使命感が、本作を生み出す原動力となったという。

プロデューサーの中臺孝樹は、本作を「課題提起型ではなく、“光”を通して観る者に優しく意識変化を促す新たなドキュメンタリー」と位置づける。音楽を担当したアルベルト・ピッツォも、困難の中で懸命に生きる子どもたちの姿に寄り添い、「彼らの人生への讃歌となるような音楽」を目指したとコメントしている。

作家の高橋歩や、いきものがかりの水野良樹ら各界からも共鳴の声が寄せられており、本作が放つ“命の輝き”が多くの人々の心を動かしていることがうかがえる。生きることの意味とは何か――その問いに真正面から向き合い、観る者それぞれの“自分だけの青”へと立ち返らせる一作となりそうだ。

▼予告編

■作品情報
作品名:『Return to My Blue』
公開日:2026年7月24日(金)よりキノシネマ新宿ほか全国順次公開
出演:吉原壮眞、吉原純代、加藤真心、加藤さくら、山本英世
監督・プロデューサー:野口雄大
プロデューサー:中臺孝樹
音楽:KAITO MORI、美音、アルベルト・ピッツォ
配給:ギグリーボックス
制作プロダクション:スタジオなあに
上映時間:39分

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