ゆりやんレトリィバァ「私たちは演技していたんじゃありません、“生きて”いました!」涙の最優秀主演女優賞に感謝あふれる神スピーチ!

Netflixシリーズ「極悪女王」で主演を務めたゆりやんレトリィバァが、アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード(AACA)2025にて最優秀主演女優賞を受賞。会場を大きな涙と笑い、そして感動で包み込む“ゆりやん節”が炸裂した。

日本時間12月4日(木)、シンガポールで開催されたAACA授賞式。Netflix日本発の代表作品が3部門で受賞を果たし、その中心にいたのが「極悪女王」チームだ。最優秀監督賞・最優秀主演女優賞のW受賞を成し遂げた同作のステージには、白石和彌監督、唐田えりからとともにゆりやんが登壇。登場直後から感極まった彼女は大粒の涙を流し、会場の視線が一気に集中した。

スピーチの冒頭、涙をこらえながらゆりやんはこう語り始めた。「本当にありがとうございます。本当にありがとう。ここにいられて本当に光栄です。そして…私たちは“演技”をしていたのではありません。私たちはただ、カメラの前で“生きて”いました。」“演技ではなく、生きていた”という力強い言葉に、会場全体が静まり返る。さらに彼女は共演者やスタッフ一人ひとりの名を丁寧に呼び上げ、深い感謝を伝えた。

「白石監督、茂木監督、ありがとうございます。脚本の池上さん、鈴木さん。そして長与千種を演じた唐田えりかさん、ありがとう。全てのキャスト、全てのスタッフ、全ての人々に感謝します。『極悪女王』を見てくれてありがとう。ありがとうダンプ松本さん、ありがとう長与千種さん。そしてNetflixと、世界中の全ての人に感謝します。ありがとう。」

最後はNetflix起動音の“音真似”で締めるという、ゆりやんらしいユーモアも忘れないパフォーマンス。涙と笑いの混ざり合う唯一無二のスピーチに、客席からは大きな拍手が送られた。

同アワードでは、『My Melody & Kuromi』が最優秀アニメーション賞、『極悪女王』白石和彌監督が最優秀監督賞と、日本発Netflix作品がアジアで高い評価を受け、大きな存在感を示した。

■作品情報
Netflixシリーズ『極悪女王』
出演:ゆりやんレトリィバァ、唐田えりか、剛力彩芽 ほか
総監督:白石和彌
企画・プロデュース・脚本:鈴木おさむ
制作:KADOKAWA
ストーリー:
女子プロレス黎明期を支えた伝説のヒール・ダンプ松本誕生の裏側、そして彼女と長与千種が織りなした宿命的ライバル物語を描く壮絶な成長物語。