2026年の“チャック・ベリー生誕100周年”を記念して公開される音楽ドキュメンタリー映画『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』が、11月14日午前11時に予告編と追加場面写真を一斉解禁した。本作は、ロックンロールの父・チャック・ベリーの軌跡を、本人のパフォーマンス映像に加え、名立たるロックレジェンドたちによるカバー演奏でたどる豪華な内容となっている。

公開された予告編は、1987年のドキュメンタリー『ヘイル・ヘイル・ロックンロール』のクリップから始まり、キース・リチャーズ&ロバート・クレイのギターを背にベリーが「キャロル」を披露する姿が映し出される。トレードマーク“ダック・ウォーク”も健在で、ジョン・レノンの「ロックンロールに別名を与えるとすれば、チャック・ベリーだ」という名言が響き渡る。
テロップには「ジョニー・B・グッド」「ロックン・ロール・ミュージック」「ロール・オーバー・ベートーヴェン」など不朽の名曲が並び、映像はキース・リチャーズ、ブルース・スプリングスティーン、ローリング・ストーンズ、ビートルズ、ポール・マッカートニーへと次々に切り替わる。特に1976年のスプリングスティーンとの「ジョニー・B・グッド」演奏シーンでは、彼の言葉「偉大で純粋なロック作曲者」が重なり、ベリーがいかに伝説的存在であったかが印象深く伝わる。
さらに、ジミ・ヘンドリックスが奏でる「ジョニー・B・グッド」、ダニー・グローヴァーによるナレーションの紹介も挿入。予告編は大観衆を前に「ジョニー・B・グッド」を煽るベリーのステージで締めくくられ、まるでライブを体感するような圧巻の映像に仕上がった。
今回の追加場面写真には、音楽史を彩るスーパースターたち――ジョン・レノン、ミック・ジャガー、エリック・クラプトン、リンダ・ロンシュタットらの姿が収められている。ロックの歴史を語るうえで欠かせないアーティストたちが、ベリーの楽曲をどのように受け取り、どのように表現してきたのか。その貴重な写真群は、映画への期待をさらに高める必見のビジュアルだ。
▼予告編




■作品情報
タイトル:
『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』
(原題:Chuck Berry BROWN EYED HANDSOME MAN)
公開日:
2026年1月16日(金) 角川シネマ有楽町、UPLINK吉祥寺ほか
2026年1月17日(土)より新宿K’s cinema他にて全国順次公開
出演:
チャック・ベリー、キース・リチャーズ、ロバート・クレイ、エリック・クラプトン、ローリング・ストーンズ、ビートルズ、ジミ・ヘンドリックス、リンダ・ロンシュタット、ビリー・キングズレー&ロッキン・ホース、ブルース・スプリングスティーン、エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ポール・マッカートニー
監督:
ロン・ワイズナー/チャック・サイモン/リチャード・フース
制作:
2020年/アメリカ/英語/55分/16:9/5.1ch
字幕:福永詩乃
配給:
オンリー・ハーツ(35th anniversary 3)
©2020 CB, Doc. LLC.

