ドキュメンタリー『エリック・クラプトン~12小節の人生〜』ポスタービジュアル&バンド時代の場面写真

“ギターの神様”エリック・クラプトンの波乱に満ちた壮絶な人生を、貴重なアーカイブ映像とともに赤裸々に描き出す音楽ドキュメンタリー『エリック・クラプトン~12小節の人生~』が11月より公開となる。このほど、本作のポスタービジュアルと場面写真がお披露目となった。

グラミー賞を18回受賞し、長年音楽界を牽引し続ける世界的スーパースター、エリック・クラプトン。しかし、私生活では欲望と愛情、快楽と幸せの区別もつかないまま、いつも“何か”を探し彷徨い続けてきた。母親に拒絶された少年時代の孤独、共にギターの腕を競いあった仲間たちの喪失、親友ジョージ・ハリスンの妻への恋、ドラッグとアルコールに溺れた日々、そして最愛の息子コナーの死。本作では、関係者のインタビューを極力排除し、ジョージ・ハリスンやジミ・ヘンドリックス、B.B.キングをはじめ、若かりし頃のザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ビートルズ、ボブ・ディランなど豪華アーティストの貴重なアーカイブ映像や、クラプトン本人によるナレーションとともに、ヤードバーズ、クリームなどのバンド時代、そしてソロと、長年にわたるクラプトンの未発表の映像、私的な日記や手紙、デッサンなどをふんだんに取り入れ、その波乱に満ちた人生を赤裸々に描き出す。

監督は、アカデミー賞作品賞受賞作『ドライビングMissデイジー』をプロデュースしたリリ・フィニー・ザナックが務め、『シュガーマン 奇跡に愛された男』のジョン・バトセックがプロデューサーとして参加。編集は『AMY エイミー』のクリス・キング、音楽は『ブロークバック・マウンテン』のグスターボ・サンタオラヤが担当する。

場面写真は、クラプトンが所属していたバンドである、ヤードバーズ、ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ、クリームの姿が収められている。日夜ライブでブルースを奏でていたこの頃、「Clapton is God(クラプトンは神)」という落書きが町中に見られ、マーシャルアンプとギブソンのレスポールを組み合わせた奇跡の音色を生み出し、クラプトンは「ギターの神様」と呼ばれていた。映画の中に登場するクラプトンのファッションにも注目だ。

▲ヤードバーズ

▲ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ

▲クリーム

『エリック・クラプトン~12小節の人生~』
11月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:リリ・フィニー・ザナック
製作:ジョン・バトセック
編集:クリス・キング
音楽:グスターボ・サンタオラヤ
出演:エリック・クラプトン B.B.キング ジョージ・ハリスン パティ・ボイド ジミ・ヘンドリックス ロジャー・ウォーターズ ボブ・ディラン ザ・ローリング・ストーンズ ザ・ビートルズ
配給:ポニーキャニオン STAR CHANNEL MOVIES

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