“ギターの神様”の波乱の人生『エリック・クラプトン~12小節の人生~』予告編

“ギターの神様”エリック・クラプトンの波乱に満ちた壮絶な人生を、貴重なアーカイブ映像とともに赤裸々に描き出す音楽ドキュメンタリー『エリック・クラプトン~12小節の人生~』が11月23日より公開となる。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

グラミー賞を18回受賞し、長年音楽界を牽引し続ける世界的スーパースター、エリック・クラプトン。しかし、私生活では欲望と愛情、快楽と幸せの区別もつかないまま、いつも“何か”を探し彷徨い続けてきた。母親に拒絶された少年時代の孤独、共にギターの腕を競いあった仲間たちの喪失、親友ジョージ・ハリスンの妻への恋、ドラッグとアルコールに溺れた日々、そして最愛の息子コナーの死。本作では、関係者のインタビューを極力排除し、ジョージ・ハリスンやジミ・ヘンドリックス、B.B.キングをはじめ、若かりし頃のザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ビートルズ、ボブ・ディランなど豪華アーティストの貴重なアーカイブ映像や、クラプトン本人によるナレーションとともに、ヤードバーズ、クリームなどのバンド時代、そしてソロと、長年にわたるクラプトンの未発表の映像、私的な日記や手紙、デッサンなどをふんだんに取り入れ、その波乱に満ちた人生を赤裸々に描き出す。

監督は、アカデミー賞作品賞受賞作『ドライビングMissデイジー』をプロデュースしたリリ・フィニー・ザナックが務め、『シュガーマン 奇跡に愛された男』のジョン・バトセックがプロデューサーとして参加。編集は『AMY エイミー』のクリス・キング、音楽は『ブロークバック・マウンテン』のグスターボ・サンタオラヤが担当する。

予告編では、関係者のインタビューだけでなく、クラプトン自らが当時を振り返りながら赤裸々に語るドキュメンタリー映画であることが確認できる。そして、ジョージ・ハリスンやジミ・ヘンドリックス、B.B.キングなど豪華アーティストの貴重なアーカイブ映像や、幼少期、ヤードバーズ、クリームなどのバンド時代、そしてソロと、長年にわたるクラプトンの未発表の映像などが詰まっている。名曲「いとしのレイラ」が生まれた背景にあった、親友ジョージ・ハリスンの妻パティ・ボイドへの想いや、「ティアーズ・イン・ヘヴン」誕生へとつながった愛息子コナーの死から立ち直った時の心情も語られ、そして「自殺しなかったのは、酒が飲めなくなるからだ」という衝撃的なセリフが象徴する、ドラッグ・アルコールに溺れた日々が包み隠されることなく描かれている。

『エリック・クラプトン~12小節の人生~』
11月23日(金・祝)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:リリ・フィニー・ザナック
製作:ジョン・バトセック
編集:クリス・キング
音楽:グスターボ・サンタオラヤ
出演:エリック・クラプトン B.B.キング ジョージ・ハリスン パティ・ボイド ジミ・ヘンドリックス ロジャー・ウォーターズ ボブ・ディラン ザ・ローリング・ストーンズ ザ・ビートルズ
配給:ポニーキャニオン STAR CHANNEL MOVIES

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