町田啓太×菅生新樹×伊藤淳史×藤原丈一郎が主演!池井戸潤原作『かばん屋の相続』12月放送・配信

WOWOWが12月に放送・配信する「連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』」で、町田啓太、菅生新樹、伊藤淳史、藤原丈一郎の4人が主演を務めることが発表された。藤原にとっては初のWOWOWドラマ出演にして主演作となり、町田と菅生にとってもWOWOWドラマ初主演の大役となる。

原作は「半沢直樹」「下町ロケット」などで知られる国民的作家・池井戸潤の短編集『かばん屋の相続』(文春文庫刊)からの4篇。働く男たちが直面する苦悩や葛藤、そしてそこに宿る希望を描いた珠玉の人間ドラマが1話完結のオムニバス形式で映像化される。

【エピソード紹介】
第1話「十年目のクリスマス」
東京第一銀行の行員・永島慎司(町田啓太)が、かつて倒産したはずの神室電機の元社長の姿を目撃したことから、過去と現在が交錯する真実を追う。
第2話「芥のごとく」
新人行員・山田一(菅生新樹)が、資金繰りに苦戦する土屋鉄商の女社長を支えようと奔走する奮闘記。
第3話「セールストーク」
印刷会社の不可解な資金繰りを調査する融資課長・北村由紀彦(伊藤淳史)の視点で描かれるミステリー。
第4話「かばん屋の相続」
急死したかばん屋社長の遺産相続をめぐり、湊信用金庫の小倉太郎(藤原丈一郎)が兄弟の確執に挑む。

下町を舞台に、金融マンたちが直面する葛藤と選択を描くストーリーは、池井戸作品ならではのサスペンスと人間ドラマを融合させた見応えある仕上がりとなっている。

【キャスト コメント】
町田啓太(第1話 永島慎司役)
「池井戸潤さんの大切な作品、その世界観に挑戦できることを心から光栄に思っています。西浦正記監督とは『フィクサー』以来、再びご一緒できるのが楽しみでなりません。衣装合わせの際にも『信頼関係を築けている状態で臨めるから、より深く物語に没入できそうだね』と話し合い、現場の温かい空気を感じています。」

菅生新樹(第2話 山田一役)
「池井戸作品に出演できる喜びとともに、主演を務める責任の大きさを感じました。銀行員という初めての役柄ですが、リアルに描かれた脚本を通じて、多くの方に共感していただける作品になっています。」

伊藤淳史(第3話 北村由紀彦役)
「町工場や銀行を舞台に繰り広げられる重厚なミステリーです。1時間の中に池井戸作品の世界観や緊張感を凝縮し、最後まで目が離せない展開になると思います。」

藤原丈一郎(第4話 小倉太郎役)
「初めての信金マン役で専門用語に苦労しましたが、小倉太郎の正義感や人間味を大切に演じました。アイドルとは違う新しい一面をお見せできるはずです。」

■作品情報
タイトル:連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』
放送・配信:WOWOWにて12月放送・配信(全4話、第1話無料放送)
出演:町田啓太、菅生新樹、伊藤淳史、藤原丈一郎 ほか
原作:池井戸潤『かばん屋の相続』(文春文庫刊)
脚本:前川洋一
監督:西浦正記
音楽:池田善哉
企画・プロデュース:青木泰憲
プロデューサー:松本太一、廣瀬雄、神田万理
制作協力:東北新社
製作著作:WOWOW