永野、LiLiCo、根本宗子ほか各界の著名人17名が絶賛!A24×セバスチャン・スタン主演『顔を捨てた男』

A24とセバスチャン・スタンが初タッグを組み、第74回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀主演俳優賞)を受賞した映画『顔を捨てた男』(7月11日公開)。公開に先駆けて本作を鑑賞した各界著名人から、衝撃と興奮のコメントが多数寄せられた。さらに、画家・ヒグチユウコによる描き下ろしイラストと、コンビーフ太郎によるアートビジュアルも解禁された。

▼著名人コメント(敬称略・順不同)

永野(お笑い芸人)
「この世にたった1人の自分だから胸を張って生きていこう」と言われても自分のここが嫌いここも嫌いここが…って間に「この世にたった1人の自分だから胸を張って生きていこう」という考えの人が隣をスーッと駆け抜けたら驚く!お前が?スーッと駆け抜ける??いいな!人目を気にして何になる!傑作!!

LiLiCo(映画コメンテーター)
誰だってベストな自分でいたい。言い訳を作って自分で自分を止めてしまうのはもったいない!コンプレックスがあっても、それでも生きていることが大事だと気づかせてくれる一本。人の中身、心の在り方に感動します。

根本宗子(劇作家・演出家)
『容姿か、中身か』この普遍的なテーマを突きつけられながら、絶望と興奮の狭間にある光を自ら見出すように迫られる。誰かと語るより、自分と深く向き合う映画。

川村元気(映画監督・プロデューサー・小説家)
デヴィッド・リンチ作品のような「自分は今何を見ているんだろう」という豊かな混乱がある。映画館でしか味わえない時間がこの作品にはある。

呉美保(映画監督)
人間の欲望を深く掘り下げた映画。クラシカルな映像と音楽と、前衛的な価値観が見事に共存する。何度でも観て味わいたい。

こがけん(芸人)
斜め上をいく悪夢。捨てた過去に執着する男と、正反対のカリスマ性を持つ男の出会いが「自分とは何か」をえぐる。もはや笑うしかない皮肉と教訓の連続!

大島依提亜(グラフィックデザイナー)
弱者に抱く感情が本物か偽物かを問うのではなく、「型にはまった物語」であることを突きつけてくる。

竹田ダニエル(ジャーナリスト/研究者)
見た目や成功に囚われた結果、生まれる“根源的な恐怖”。他者評価に依存し続けることの危うさを鋭く描く。

SYO(物書き)
レトロな世界観と現代的な価値観の交錯が鮮烈。A24イズムが凝縮された一本。

人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
捻れた設定と一言で集約される展開。セバスチャン・スタンの感情が溢れるラストの表情に息を呑んだ。

ISO(ライター)
他人の目より、自分自身に向ける眼差しの痛みを突きつけられる。常套句では語りきれない深いテーマ。

トリビア〈毎日映画トリビア〉(ポッドキャスター)
“理想の自分”に“自分の物語”を奪われたら?そんな哲学的な問いに満ちた奇妙で残酷な寓話。

村山章(映画ライター)
美醜の感覚を根底から揺さぶる。セバスチャン・スタンが男前であることすらどうでもよくなるほど、価値観を破壊される。

門間雄介(ライター/編集者)
私たちが目を背けたいのは、顔ではなく、外見で判断してしまう自分自身の姿なのかもしれない。

森直人(映画評論家)
“ルッキズムとアイデンティティ”をめぐる、答えのない哲学的テーマを真正面から描いた傑作。

▼アートビジュアル&イラストも公開
ヒグチユウコによる、顔が変わる前と後の“エドワード”を対比させた描き下ろしイラストでは、2人のエドワードの下にタイプライターが象徴的に描かれ、物語の深淵を感じさせる。また、コンビーフ太郎によるレトロなアートビジュアルでは、16mmフィルムで撮影された本作のノワールな質感と、独自キャッチコピーが印象的なビジュアルに仕上がっている。

ヒグチユウコ(画家)
幸福のありかたとは。

コンビーフ太郎(グラフィックデザイナー)
「大事なのは中身」——その軽薄さに重さを持たせる問いかけ。今、自分の答えを考えている。

■映画情報

タイトル:『顔を捨てた男』
原題:A Different Man
公開日:2024年7月11日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
監督・脚本:アーロン・シンバーグ
出演:セバスチャン・スタン、レナーテ・レインスヴェ、アダム・ピアソン
上映時間:112分/アメリカ/英語/PG-12
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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