1984年公開の映画『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』でショート・ラウンド役を演じたキー・ホイ・クァンが、インディ・ジョーンズ役のハリソン・フォードとの2ショットをインスタグラムに投稿した。
▼キー・ホイ・クァン(左)、ハリソン・フォード(右) キー・ホイ・クァンのインスタグラム(kehuyquan)より ※以下写真すべて
6月14日にロサンゼルスにて『インディ・ジョーンズ』シリーズの最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のプレミアが開催。
ハリソンがインディを演じるのが最後となる本作のイベントには、約40年前に『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』でインディの相棒ショート・ラウンド役を務めたキーが出席。ハリソンとレッドカーペットで再会したことを報告し、笑顔のハグショットを公開した。
キーは「インディはいつまでもショート・ラウンドのヒーロー。そして、ハリソン・フォードはいつまでも私のヒーロー!」と投稿。「彼がこの役をずっと演じ続けてくれたらいいのにと思っていますが、昨夜、彼がもう一度鞭を鳴らしているのを見られてとても嬉しかった」と続け、「『運命のダイヤル』は最高です!!」と最新作を絶賛している。
ハリソン演じるインディが最後にして最大の冒険に挑む『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、2023年6月30日より公開される。
▼『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の予告編
長年ハリウッドから離れ、2022年に約20年ぶりにスクリーンに復帰したキー。昨年9月、カリフォルニア州アナハイムにて開催されたディズニーファンイベント「D23 Expo」のバックステージでハリソンと38年ぶりに再会を果たした。この日、キーは出演が決定したマーベルドラマ「ロキ」シーズン2のパネルに、ハリソンは『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を制作したルーカスフィルムのショーケースに参加していた。
▼「D23 Expo」のバックステージにて
ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューによると、キーはハリソンと再会する直前は「彼が私のことを一人のファンだと思い、近づくなと言われるだろうと思っていた」とのこと。「でも、彼は私を見て指さし『あなたはショート・ラウンドですか?』と言った。すぐに私は小さな子供だった1984年にタイムスリップして『そうです、インディ』と答えた。そしたら彼は『こちらにおいで』と言い、力強くハグしてくれた」と、ハリソンとのエモーショナルな瞬間を振り返っていた。
キーは俳優としての本格的な復帰作となった『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で2023年の第95回アカデミー賞助演男優賞を受賞。同作は作品賞にも輝き、授賞式ではハリソンがプレゼンターとして制作陣にオスカー像を授与した。
▼アカデミー賞授賞式にて
現在51歳のキーは、子役俳優として映画デビュー作『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)やヒット作『グーニーズ』(1985)などで活躍。2000年頃に表舞台を離れ、映画制作スタッフとして活動後、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)で俳優としてカムバックした。
出演最新作となる「ロキ」シーズン2は、2023年10月6日よりディズニープラスにて配信予定。そのほかの今後の出演作として、『アベンジャーズ』シリーズのアンソニー&ジョー・ルッソ監督の新作SFアドベンチャー『The Electric State(原題)』がある。