実写版『リトル・マーメイド』がオープニング興収9500万ドルを上げて首位発進!【全米映画ランキング】

【全米興収ランキング 5月26-28日】

1位(初) リトル・マーメイド
2位(↓) ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
3位(↓) ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
4位(↓) ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
5位(初) The Machine※
6位(初) About My Father※
7位(初) Kandahar※
8位(初) You Hurt My Feelings※
9位(↓) Evil Dead※
10位(↓) Book Club:The Next Chapter※
※が付いたタイトルは原題

5作品が新たにランクインし、前週から一新された5月最終週の興行。実写版『リトル・マーメイド』がオープニング興収9500万ドルを上げて首位発進を飾った。1989年製作のアニメーションを最新技術で実写化したもので、主人公のアリエル役にR&Bシンガーのハリー・ベイリーが抜擢されたことでも話題を集めた。地上の国の王子エリック役はジョナ・ハウアー・キング。監督はロブ・マーシャル。日本公開は6月9日。5位初登場『The Machine ザ・マシーン(原題)』は、コメディアンのバート・クライシャーの実体験をベースに、彼が本人役で主演するコメディ。かつてロシア留学の際に犯罪組織と関係をもったクライシャー。20年後の現在、20歳になった彼の娘が現れ、クライシャーと彼の父親をロシアに連れ戻す。クライシャーの父親役でマーク・ハミルが共演。6位は、スタンダップ・コメディアンのセバスティアン・マニスカルコとロバート・デ・ニーロが共演した『About My Father アバウト・マイ・ファザー(原題)』。アメリカ人女性へのプロポーズを決めた主人公が、昔気質のイタリア系移民の父親に相談。父親は息子の恋人の両親と週末を相談しようと提案するが、そこで騒動が持ち上がる。監督はローラ・テルゾー。7位はジェラルド・バトラーが『エンド・オブ・ステイツ』(’19)のリック・ローマン・ウォー監督と再タッグを組んだアクション『Kandahar カンダハール(原題)』。中東で活動するCIA工作員が、情報漏洩で危機に。通訳と共に敵部隊の追撃をかわしながら、アフガニスタンのカンダハールにある脱出ポイントを目指す。8位『You Hurt My Feelings ユー・ハート・マイ・フィーリングス(原題)』は、詩人としても知られるアンバー・タンブリン主演のラブ・ストーリー。(Box Office Mojo調べ:興行収入)

▼『リトル・マーメイド』の日本版予告編。アニメーション版シリーズではパット・キャロルが声優を務めてきたヴィランの魔女アースラ役は、名コメディエンヌのメリッサ・マッカーシー。