第47回トロント国際映画祭ミッドナイトマッドネス部門に正式出品され、ほかジャンル映画祭を席巻。強烈な残酷描写ゆえ本国ではR18+に指定された本作が、まさかのR15+で日本に上陸する海上監獄バトルロイヤル『オオカミ狩り』が、4月7日より公開される。このほど、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
フィリピンに逃亡した極悪犯罪者たちと護送官の刑事を乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”。 太平洋のど真ん中に浮かぶ監獄は、犯罪者たちの反乱により血で海を染める。そして、“怪人”が目覚めたとき船上は地獄と化す。果たして、生き残るのは……。
ポスタービジュアルは、首元までタトゥーが施されたソ・イングク、血の付いたナイフをかざすチャン・ドンユン、銃を構える鋭い眼光のチョン・ソミンの3人のビジュアルが、手荒く引きちぎられ、雑に繋ぎ止められている。そして「生死をかけた海上監獄バトルロイヤル」のコピー通り、荒波の上に燃え盛る一隻の船が描写され、どちらに転んでも生存確率の低そうな設定が伺える。
予告編は、フィリピンで逮捕された犯罪人たちが移送される様子と、その任務に気合を入れる警察たちの映像から始まるが、予告開始10秒でソ・イングク演じる第一級殺人の国際手配犯・ジョンドゥはどこかから持ち込んだ針金で鮮やかに手錠を外し、船の乗っ取りを宣言。囚人VS警察のバイオレンスアクションが始まると思いきや、何やら怪しいピンク色の液体を注入する人(?)の手。そこで現れたテロップには、「VS怪人」の文字が。まさに地獄としか表現のしようがない生死をかけた三つ巴の戦いが始まる。果たして、生き残るのは誰だ?怪人の正体とは?オオカミ狩りの意味とは?緊張感あふれる映像となっている。
さらに、2月10日より前売券の発売が決定した。上映劇場及びメイジャーの通販サイトで購入できるムビチケカード(特典なし)と、6種類ランダムのブロマイド付きで更にサイン入りチェキなどが当たるキャンペーンも実施される「映画前売券付きブロマイド」が発売される。
▼ムビチケカード(特典なし)は上映劇場及びメイジャーの通販サイトへ。
▼映画前売券付きブロマイド(絵柄:6種類/ランダム)はエンタメプリントサイトにて。
『オオカミ狩り』
2023年4月7日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
監督・脚本: キム・ホンソン
出演:ソ・イングク チャン・ドンユン ソン・ドンイル パク・ホサン チョン・ソミン コ・チャンソク チャン・ヨンナム チェ・グィファ
配給:クロックワークス
【ストーリー】 2022年、フィリピン マニラ。現地で逮捕された犯罪者たちを乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”が釜山港に向けて出航した。長年、凶悪犯罪を担当してきたベテラン刑事の約20人が護送官として乗船。釜山では、海上交通管制センターで海洋監視システムを設置。万全な体制により、韓比共同護送計画(プロジェクト名:オオカミ狩り)が進められた。監獄化した貨物船には、13名に対する殺人および殺人教唆、強姦罪に問われ第一級殺人犯として国際手配されたジョンドゥ(ソ・イングク)、特殊暴行17件で赤手配者のドイル(チャン・ドンユン)など極悪非道な犯罪者たちが収容されていた。その夜、密かに脱走を企てていたジョンドゥと刑事として紛れ込んでいたジョンドゥの一味により暴動が勃発。船上は武器を手にした犯罪者たちで溢れかえる。仲間以外は誰であろうと容赦なく殺める犯罪者たちと彼らに立ち向かう警察。そこに、眠っていた“怪人”が目を覚まし、熾烈な戦いが幕を開ける。地獄の航海から生き残るのは誰か…。
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