中島裕翔が“真っ先に”助けを求めるのは、Hey! Say! JUMPのメンバー…ではなく、意外な人物!?

『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズ等の脚本家である岡田道尚のオリジナル脚本を基に、『海炭市叙景』、『私の男』などの映画監督・熊切和嘉が、Hey! Say! JUMPの中島裕翔主演で描くシチュエーションスリラー『#マンホール』が、2023年2月10日より公開される。このほど、1月17日に有楽町朝日ホールにて完成披露試写会が行われ、キャストの中島裕翔、奈緒、そして熊切和嘉監督が登壇した。

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本作でマンホールに落ちてしまう不運な男役を演じた中島。撮影で大変だったことを聞かれると「想像以上に狭いんですよ。僕、このタッパがあるんできつくて、ずっと体育ずわりしているような恰好で。季節的にも寒かったので、雨ふらしもあって体をブルブル震わせながら」芝居をしていたという。「人生で初めてです。こんな経験は。子供の時より泥んこになって、血だらけになって。映画としても見たこと無いジャンルですし、僕のファンにとっても見たことない中島裕翔が見られるんじゃないかなと思います」と語った。

中島の元カノ役として共演した奈緒は、「こんなに電話でのお芝居が長かったのも初めてで。収録の時には、中島さんのお芝居は撮ってあったので、中島さんと実際にお芝居をさせていただいている感覚だったので、個人的にはありがたいなと思いました」とコメント。完成した作品ついては「本当に面白かったです。主人公と同じ気持ちにリンクしていって、だからこそ驚く瞬間もあったり。予想できない展開の連続で、日本であまり観たことのない映画を観せていただけて、すごく面白い作品ができたぞって思いました(笑)」と完成した作品に自信を見せた。

もし急に穴に落ちてしまったら誰に助け求める?という質問に、中島は「チーフマネージャーにまず連絡しますね」と現実的な回答。「明日の仕事とかの関係もあると思うので。それが一通り済んだら、メンバーに頼りますね。誰かが必ず助けに来てくれるだろうと信じています。グループチャットがあるので、全員が見られるところに一斉送信する」と述べ、どんな反応がくるかを聞かれると「最初はスタンプを送って茶化してくると思うんですよ。“嘘だ!”とか“ギョ!”とか。Hey! Say! JUMPのメンバーと会話してると面白くて、本当にくだらないことをつぶやいたりしてるんで。もしかしたら最初は取り合ってもらえないかもしれないですね…」と、心配そうな表情を浮かべていた。

『#マンホール』
2023年2月10日(金)より全国公開
監督:熊切和嘉
原案・脚本:岡田道尚
出演:中島裕翔 奈緒 永山絢斗
配給:ギャガ

【ストーリー】 勤務先の不動産会社での営業成績はNo.1のデキる男・川村俊介(中島裕翔)。社長令嬢との結婚式前夜、渋谷で開かれたサプライズパーティーで酩酊し、帰り道で不覚にもマンホールの穴に落ちてしまう。深夜、穴の底で目覚めた川村は、足に深手を負い、思うように身動きが取れない。スマホで現在位置を調べるがGPSは誤作動を起こし、警察に助けを求めるも、まともに取り合ってもえらえず、唯一、連絡が取れた元カノに助けを求めることができたが、そこである疑念が発覚する。「もしかして、ここは渋谷ではない?」何者かにはめられたと考えた彼は、SNS上で「マンホール女」のアカウントを立ち上げ、場所の特定と救出を求める。犯人探しに沸き上がるネット民たちを操る川村。結婚式までのタイムリミットはあと僅か。このどん底から這い上がれるのか?

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