2019年に公開された映画『ジョーカー』の監督を務めたトッド・フィリップスが、同作の続編の制作が進行中であることを自身のインスタグラムで明らかにした。
▼脚本と思われるものを読むホアキン・フェニックス トッド・フィリップスのインスタグラム(toddphillips)より
フィリップス監督は6月7日、前作でタッグを組んだスコット・シルヴァーと共同執筆したという続編の脚本の真っ赤な表紙を公開。さらに、主演のホアキン・フェニックスがリラックスしながら脚本と思われるものを読んでいるモノクロ写真もお披露目した。
▼トッド・フィリップスのインスタグラム(toddphillips)より
公開された脚本の表紙に書かれているタイトルは、『ジョーカー:フォリ ア ドゥ(原題:Joker: Folie à Deux)』。「フォリ ア ドゥ」はフランス語で、一人の妄想がもう一人に影響を与え、複数人で同じ妄想を共有する精神病の症状を意味している。
▼『ジョーカー』の予告編
『ジョーカー』は、孤独だが心優しかった男が“悪のカリスマ”に変貌していく衝撃のドラマを描いたサスペンス・エンターテイメント。全世界興行収入1,000億円を突破する大ヒットを記録し、第92回アカデミー賞では主演男優賞(ホアキン・フェニックス)、作曲賞(ヒドゥル・グドナドッティル)を受賞した。
現在、複数の新作プロジェクトに取り組んでいるホアキンは、アリ・アスター監督とタッグを組むホラーコメディ『Disappointment Blvd.(原題)』、フランスの革命家ナポレオン・ボナパルトを描くリドリー・スコット監督の新作映画『Napoleon(原題)』で主演を務める。