1992年公開の映画『氷の微笑』に出演したマイケル・ダグラスとシャロン・ストーンが、同作の米国公開30周年を記念して、お祝いメッセージをそれぞれのインスタグラムに投稿した。

▼マイケル・ダグラス（左）、シャロン・ストーン（右）　マイケル・ダグラスのインスタグラム（michaelkirkdouglas）より

3月20日に大ヒット映画『氷の微笑』の全米公開から30年を迎え、主演を務めたマイケルは、ポール・バーホーベン監督、共演者のシャロン・ストーン、ジーン・トリプルホーンとの懐かしいフォトをシェア。「ワオ！『氷の微笑』が米国公開されてから今日で30周年を迎えました！」と投稿した。

本作は殺人事件の容疑者を演じたシャロンのミステリアスでセクシーな演技や過激なベッドシーンが話題に。「少し物議をかもした」と振り返りつつ、「とても懐かしい思い出」とアニバーサリーを祝福した。

▼マイケル・ダグラスのインスタグラム（michaelkirkdouglas）より

▼ポール・バーホーベン監督（左）　マイケル・ダグラスのインスタグラム（michaelkirkdouglas）より

▼ジーン・トリプルホーン（左）　マイケル・ダグラスのインスタグラム（michaelkirkdouglas）より

▼マイケル・ダグラスのインスタグラム（michaelkirkdouglas）より

シャロンも自身のインスタグラムに「今週末、『氷の微笑』が公開30周年を迎えました。マイケル・ダグラス、ポール・バーホーベン監督、製作会社のスタジオカナル、素晴らしい思い出をありがとうございます」とつづり、記念日をお祝いしている。

▼『氷の微笑』の特別映像

『氷の微笑』は、世界興収3億5千万ドル以上を記録したサスペンス。元ロックスターの男性がアイスピックによって殺害され、事件に酷似した小説を書いた作家のキャサリン（シャロン・ストーン）が容疑者として浮上。刑事のニック（マイケル・ダグラス）は捜査を進める中、彼女の妖艶な魅力に翻弄されていく。

シャロンは昨年3月にリリースした回想録「The Beauty of Living Twice（原題）」の中で『氷の微笑』の裏話を告白。取調室で足を組みかえる有名なシーンの撮影で、バーホーベン監督から下着を脱ぐよう指示され、試写で初めて下半身がアップされたシーンを見て激怒したと明かしている。

これを受けて、バーホーベン監督は昨年7月に米メディア「Variety」のインタビューで「私の記憶はシャロンの記憶と根本的に異なっている」とコメント。「私たちは今でもいい関係でいるし、メッセージのやり取りもしている。しかし、彼女の説明はあり得ないことだ」と答え、シャロンは撮影内容を「はっきりとわかっていた」と主張している。

現在77歳のマイケルの出演最新作は、MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）の『アントマン』シリーズ第3弾で、2023年7月28日に米国公開予定の『アントマン&ワスプ：クアントゥマニア（原題）』。ハンク・ピム博士役を続投する。

64歳のシャロンは、ケイリー・クオコ主演の人気コメディシリーズ「フライト・アテンダント」のシーズン2にゲスト出演する。同作は2022年4月21日から米HBO Maxで配信が開始される。