第93回アカデミー賞で音響賞と編集賞を受賞し、作品賞含む主要6部門にノミネートされたリズ・アーメッド主演作『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』が、10月1日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となり、併せて、爆音映画祭プロデューサー・樋口泰人よりコメントが寄せられた。
突如難聴になったドラマーのルーベンは、一緒にバンドを組む恋人ルーに難聴者のコミュニティに連れていかれる。難聴であることをハンディとして捉えていなコミュニティの人々と過ごしながらも、その現実を受け入れることの難しさに直面するルーベンは、自分の人生を前に進めるために、ある決断をする…。
予告編では、主人公・ルーベンの苦悩、そして再生への道を垣間見ることのできる。
■樋口泰人(爆音映画祭プロデューサー) コメント
メニエール病持ちでときどき左耳が蓋をされたようになり世界の音が脳内でぐしゃぐしゃになるわたしは、とても他人事とは思えず、ストーリーを追いました。音はどこで聴くのか?耳なのか身体なのかそれとも心なのか?そんなシンプルな問いかけとともに生きる映画でした。ああ、でも、目で聴くというのもあるな。何かを失うことでそれまで意識していなかった新しい可能性が開ける。そんなわれわれのプラスマイナスゼロ、つまり勝ち組も負け組もいない生き方の道が広がってもいました。
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
10月1日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺にて先行公開、以後立川シネマシティにて公開
監督・脚本:ダリウス・マーダー
原案:デレク・シアンフランス
音楽:ニコラス・ベッカー エイブラハム・マーダー
出演:リズ・アーメッド オリヴィア・クック ポール・レイシー マチュー・アマルリック ローレン・リドロフ
配給:カルチャヴィル Filmarks GEM Partners
【ストーリー】 突如難聴になったドラマーのルーベン(リズ・アーメッド)は、一緒にバンドを組む恋人ルーに難聴者のコミュニティに連れていかれる。難聴であることをハンディとして捉えていなコミュニティの人々と過ごしながらも、その現実を受け入れることの難しさに直面するルーベンは、自分の人生を前に進めるために、ある決断をする…。
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