第1作『BEYOND BLOOD』がシッチェス・カタルニア国際映画祭ほか海外映画祭で絶賛された小林真里監督の2作目となるドキュメンタリー映画『RAMEN FEVER』が、10月2日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
本作は、日本の国民食である「ラーメン」の世界的な大熱狂ぶり(フィーバー)と、この複雑で繊細な和食麺料理ラーメンの奥深い魅力とエッセンスを検証しながら、世界的なラーメン人気を支えワールドワイドな活躍を見せる、中村比呂人と中村栄利のカリスマ的な天才兄弟の情熱と熱い生き様に焦点を当てた、ドラマティックでエンターテインメントな、観る者の心と魂を激しく揺さぶるドキュメンタリー映画。
予告編は3部構成になっている。はじめに、海外のラーメン人気を裏付ける重要なコメントをデヴィッド・ゲルブ(『二郎は鮨の夢を見る』「シェフのテーブル」監督)と石月太一(AFURI USA CEO)らが熱く語る。続いて、中村栄利(ニューヨーク「NAKAMURA」)と竹井和之(福島県白河の名店「とら食堂」)という二人の天才ラーメン職人がそれぞれ、自身の深遠な哲学を披露。最後に、中村比呂人(AFURI代表取締役)と中村栄利の天才ラーメン兄弟の知られざる過去が明らかになる、映画のキモであるヒューマンドラマを示唆するシーンで本映像は幕を閉じる。全体を繋ぐブリッジとして、「NAKAMURA」「とら食堂」「AFURI」という3つの名店のキッチンに潜入し、調理場面(中村栄利の代名詞である湯切りスタイル「天空落とし」含む)と、各お店のラーメンが映し出される点にも注目だ。音楽「Ramen Fever」は、日本が世界に誇るポストロックバンド、MONOのギタリスト、YODAによって書き下ろされた。
ポスタービジュアルには、「NAKAMURA」中村栄利のシグネーチャーである伝統的な「鶏ガラ醤油ラーメン」が美しく光り輝き、下半分には「AFURI」アメリカ・ポートランド店の入り口で撮影された中村兄弟の姿が収められる。
『RAMEN FEVER』
10月2日(土)より、K’sシネマほか全国順次公開
監督・プロデューサー・脚本・撮影・編集:小林真里
エグゼクティブ・プロデューサー:小林正憲 小林道子
音楽:スロウダイヴ 小林純生 YODA
出演:中村栄利 中村比呂人 竹井和之 デヴィッド・ゲルブ 成澤由浩 山田宏巳
配給:MK Film
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