田中圭が堤幸彦とタッグを組み、誰からも愛されない“死神”刑事を演じるドラマ「死神さん」が、9月17日よりHuluにて独占配信される。このほど、本作の主題歌が、宮本浩次が書き下ろした楽曲「浮世小路のblues」(読み:うきよこうじのブルーズ)に決定し、併せて予告編がお披露目となった。
本作は、クセモノ刑事・儀藤堅忍が、警視庁内にある謎の部署でたったひとり、無罪確定となった事件を再捜査し、真犯人を検挙していく痛快ミステリードラマ。
主題歌に決まった宮本浩次書き下ろし楽曲「浮世小路のblues」。“浮世小路”とは人の世を縮図に例えた言葉。「浮世小路に 真実だけが足りない 憧れの明日を取り戻せ 闇に埋もれし かすかな光」という歌詞は、周囲からどんなに疎まれようとも、ただ事件の真相だけを追い続ける儀藤の姿を象徴している。楽曲について宮本は「田中圭さんは非常に存在感のあるプロフェッショナルな方という印象を私はもっていましたので、彼のことを思いながら自分も思い切って腰を据えて、「死神さん」の自分なりの解釈をこの「浮世小路のblues」に込めることができました」とコメント。そんな宮本の想いが詰まった主題歌に、堤監督は「誰にも聞かせたくないほど、見事にドラマのみならず時代の芯を食った曲!感動!ありがたや!」と絶賛。心に訴えかける歌詞と、一度聴いたら耳から離れない哀愁漂うキャッチーなメロディー、宮本のこぶしがさく裂する魂の歌声が見事に堤ワールドに溶け込み、ドラマの世界観を彩る。予告編では、主題歌「浮世小路のblues」も流れている。
■宮本浩次 コメント
堤幸彦監督と様々な話をしました。田中圭さん演ずるところの主人公、”死神さん”こと儀藤堅忍は非常にクセのある人物で、ただその真実を追求する姿勢に関しては同僚から一目も二目も置かれている、すごい刑事であると。そして「死神さん」というすごいインパクトのあるタイトル。とても明快なイメージをいただきました。田中圭さんは非常に存在感のあるプロフェッショナルな方という印象を私はもっていましたので、彼のことを思いながら自分も思い切って腰を据えて、「死神さん」の自分なりの解釈をこの「浮世小路のblues」に込めることができました。儀藤堅忍がかっこ良く見えるように、それを思って作りました。
■堤幸彦監督 コメント
この作品で、宮本浩次さんで、と聞いたときに、喜びとともに、ああ完成した、、と思った。リクエストのイメージはひとつ、時代を超えた“孤独な、いなたいロック”、それである。そしてわくわくして待ったこの曲、誰にも聞かせたくないほど、見事にドラマのみならず時代の芯を食った曲!感動!ありがたや!
Huluオリジナル「死神さん」
9月17日(金)より、Huluにて毎週金曜1エピソードずつ独占配信開始(全6話)
演出:堤幸彦(第1話・第2話・第6話) 藤原知之(第3話・第4話) 稲留武(第5話)
原作:大倉崇裕「死神さん」
脚本:渡辺雄介
主題歌:宮本浩次「浮世小路のblues」
出演:田中圭 前田敦子
【ストーリー】 被疑者の無罪が確定した冤罪事件の再捜査を専門にする警視庁の警部補・儀藤堅忍(田中圭)。彼の仕事は、逃げた真犯人と事件の真相をあぶり出すと同時に、警察組織の失態も暴き出すことにほかならない。ゆえに、彼の相棒となる者は組織から疎まれ、出世の道も閉ざされる。そんな儀藤に付けられたあだ名は…「死神」!この破天荒な一匹狼のダークヒーロー=儀藤が、連絡係として様々な手配を請け負う警察官・南川メイ(前田敦子)の協力のもと、毎回異なる“気の合わない相棒”を連れ回しながら、さまざまな冤罪事件の真犯人と真相を解明。証言と証拠を一から、執拗なまでに洗い直し、“事件の裏に隠された真実”と“相棒たちの心”を180度ひっくり返していく。
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