マット・デイモン、親友ベン・アフレックと再タッグを組む新作『ザ・ラスト・デュエル』に「ワクワクしている!」

『ジェイソン・ボーン』シリーズで知られるマット・デイモンが、親友で俳優仲間のベン・アフレックと24年ぶりに共同脚本を務める新作映画『ザ・ラスト・デュエル(原題)』についてトーク番組で語った。

▲マット・デイモン
ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロンのインスタグラム(fallontonight)のIGTVより

最新作『スティルウォーター(原題)』が7月30日に米国公開されるのに先立ち、マットは同作のプロモーションで、米トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に出演。1997年の映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で共同脚本を務め、アカデミー賞脚本賞を受賞したベンと再タッグを組むことで話題となっている映画『ザ・ラスト・デュエル』についても発言した。


▲マットが出演した「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」の動画。『ザ・ラスト・デュエル』のトークは3:15から。

番組の司会を務めるジミー・ファロンから次回作の『ザ・ラスト・デュエル』について、「君とベンの親友同士が脚本を書いたのは『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来になるんだよね?」と聞かれると、マットは「その通り。約25年ぶりに共同で脚本を執筆した映画になるよ」とコメント。

米作家エリック・ジェイガーのノンフィクション小説に基づいた本作は、14世紀に行われたフランス最後の決闘裁判を映画化。百年戦争さなかの1386年、妻を暴行された騎士ジャン・ド・カルージュと、その犯人に疑われた従騎士ジャック・ル・グリによる生死を懸けた闘いの行方を描く。ジャン・ド・カルージュ役をマット、ジャック・ル・グリ役を『スター・ウォーズ』シリーズのアダム・ドライバー、国王のシャルル6世役をベン、ジャンの妻マルグリット役を『フリー・ガイ』のジョディ・カマーが演じる。

脚本には『おとなの恋には嘘がある』や『ある女流作家の罪と罰』の脚本家ニコール・ホロフセナーも参加する。マットは「ベンと僕が男性の視点から、ニコールが女性の視点から執筆した」と説明し「すごくワクワクしているよ!」と、映画の公開が待ちきれない様子だ。

ジミーが「君たちがまたタッグを組んでくれて嬉しいよ!楽しみだね。映画が公開される時にまた番組に来てほしいな」と伝えると、マットは「ベンも連れてくるよ!」とノリノリで答えている。

『ザ・ラスト・デュエル』の監督を務めるのは、『グラディエーター』などのヒット作を手がけ、『オデッセイ』でマットとタッグを組んだ巨匠リドリー・スコット。2021年10月15日に米国公開予定だ。

現在50歳のマットは、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で注目を浴びた後、『プライベート・ライアン』(1998)、『リプリー』(1999)などに出演。『オーシャンズ』シリーズ(2001、2004、2007)、『ボーン・アイデンティティー』から始まる『ボーン』シリーズ(2002、2004、2007、2016)で人気スターの地位を確立させた。このほか、『ディパーテッド』(2006)、『インビクタス/負けざる者たち』(2009)、『インターステラー』(2014)、『オデッセイ』(2015)、『フォードvsフェラーリ』(2019)などの話題作に多数出演している。