仲間由紀恵が法医学研究室の“女王”役でテレビ東京サスペンスドラマに初主演し、そのバディ役にSixTONESの松村北斗が扮する「女王の法医学~屍活師~」が、月曜プレミア8枠で5月31日に放送されることが決定した。
原作は、「神林&キリカシリーズ」、「Dの女」など数多くの作品を手がけてきた漫画家・杜野亜希による、シリーズ全18巻を数える人気漫画。大学の解剖室で女王と呼ばれる法医学者が、医学生“ワンコ”と共に、物言えぬ死者の代わりに正しい死因と真相をつきとめていく、本格的な法医学ドラマ。
主演は抜群の演技力で高い人気を誇る女優・仲間由紀恵。テレビ東京でサスペンスドラマの主演を務めるのは初めてとなる。仲間由紀恵が演じる主人公・桐山ユキは、法医学研究室の准教授。原因不明の死を遂げた遺体と“会話”し、解剖から得た情報により死んだときの姿が“見える”という、天才的な能力を持ちつつ、その身勝手ぶりから“女王”と呼ばれている。桐山の所属する研究室に、脳外科希望にもかかわらず配属された医学生の犬飼一役には松村北斗。犬飼は自身を“ワンコ”と呼びこき使う桐山のもとで学びながら、事件を通して次第に法医学に惹かれていく。ふたりが立ち向かうのは、不倫を疑われている教授と秘書の遺体が車中で発見された事件。一酸化炭素中毒による心中として処理された事件を、遺体の解剖を通して真実にたどり着くことはできるのか。ふたりが所属する研究室の教授で、犬飼を優しくフォローする丹羽嗣仁役に石坂浩二、桐山とは犬猿の仲にありながら、時には協力して事件解決へ導く県警本部の警部補・村上衛役に田辺誠一と、実力派のキャストが集結した。
■仲間由紀恵(桐山ユキ役) コメント
このお話をいただいたときは、もともと読んでいた漫画だったのですごくうれしかったです。私が演じる桐山ユキは、女王様と言われている意味がよくわかるというくらい、上からの口調でぶっきらぼう。ですが、技術的には天才と言われていて、さらにミステリアスな部分も相まって、さすが女王様というようなキャラクターだなと思いました。また、ちょっと変わった面白いキャラクターでもあって、このような振り切ったキャラを演じるのは面白かったですし、独創的な世界を創っていけたらいいなと思っています。ストーリーについては、遺体を解剖して色々判断していくのですが、解剖して初めてわからないものが見えてくる、その奥にある人の思いというものを解き明かしていく、というのはとても新鮮でしたし、仕事としてもとても大切だと思いました。一風変わった人物を演じられる喜びもありましたし、今はどんなふうに創り上げていこうかというワクワクした気持ちでいっぱいです。
■松村北斗(犬飼一役) コメント
犬飼一は、とてもキャラクター的で絶妙にいそうでいなさそうな人だなと思いました。そのため、こういう人もいなさそうでいるよなと納得してもらえるようにお芝居できたらと思います。仲間由紀恵さんとは以前、ご一緒させていただいたので、安心感を持って撮影にのぞめそうです。「これぞ仲間由紀恵」と言われる、説得力のある方だからこそ、僕も果敢に挑んで熱量の高い現場になればと思います。僕もしっかり挑ませて頂くので、様々な環境や視点から僕を見ていただきたいです。作品を待ってくださっている皆さんにとっても、現場にとっても、刺激的で有意義なものにしたいと思います。楽しみに待っていてください。
月曜プレミア8「女王の法医学~屍(し)活師(かつし)~」
2021年5月31日(月) 夜8時~9時54分放送
演出:村上牧人
原作:杜野亜希「屍活師 女王の法医学」
脚本:香坂隆史
出演:仲間由紀恵 松村北斗(SixTONES) 山下容莉枝 小松利昌 新実芹菜 松澤匠 西村元貴 湯江タケユキ 阿南健治 かとうかず子 利重剛 石坂浩二 田辺誠一
【ストーリー】 埼京医科大学4年生の犬飼一(松村北斗)は、興味がない法医学研究室に配属され、准教授・桐山ユキ(仲間由紀恵)のもとで学ぶことに。しかも天才的だがわがままなユキは、犬飼を“ワンコ”と呼び、こき使う始末で…。そんな折、運転中に激突死した甲元正治の遺体が運ばれてくる。交通事故とされるが、ユキは検死で小さな噛み痕を発見。車内に小児糖尿病用の注射器があったという刑事・村上衛(田辺誠一)の話もあり、6~7歳のものと見立てる。そこから捜査線に浮上した男児に誘拐疑惑が…。ユキがそんな事件に挑んでいた頃、河原に止まっている車から、不倫の噂があった北林大学教授・川越克久(湯江タケユキ)と秘書・藍田満里の遺体が見つかる。一酸化炭素中毒による心中と処理されるが、駆け付けた高嶺霞(新実芹菜)は、満里の遺体の不審な点に気づく。だが刑事は「事件性はない」と解剖を認めず…。
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