パリを舞台に人魚と人間のラブストーリーを描いた映画『マーメイド・イン・パリ』が、2021年2月11日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

恋を知らぬまま、美しい歌声で男性を魅了し、その命を奪ってきた人魚ルラ。恋を捨ててしまった心優しい男性ガスパール。本作は、二人の男女が、偶然にもパリで出逢い恋に落ちる、おとぎ話のような恋物語。

予告編は、セーヌ川で倒れていた人魚・ルラ（マリリン・リマ）をバーのパフォーマーとして働くガスパール（ニコラ・デュヴォシェル）が助けるシーンから始まる。眠りから覚めたルラは、始めこそガスパールの命を狙おうとするが、過去の失恋から恋を捨ててしまったガスパールに徐々に心を許していく。二人はお互いに惹かれ始めるが、再び恋に目覚め始めたガスパールの体に異変が起こる。胸がギュッと締め付けられるように苦しいのだ。ガスパールの命の危機を感じたルラは海へ帰ろうとするが…。

全てのシーンにおいてマチアス・マルジウ監督のこだわりが詰まった映画の世界観を感じることができ、特にガスパールの部屋の中心に配置され、ルラが生活をする場所となるバスタブの周りにはゴムのアヒルの人形をはじめ、様々な小物が置かれている。ガスパールが、倒れたルラを見つけたセーヌ川をはじめ、ライトアップされたエッフェル塔、街の風景など、ファンタジックなラブストーリーにぴったりなパリの街の風景を楽しむこともできる。そして、ルラがガスパールとともにパリの水族館の巨大水槽で泳ぐシーンは圧巻。二人の水族館デートの行方、そして恋を知り始めたルラと、再び恋に目覚め始めたガスパールの運命の行方が気になる映像になっている。

『マーメイド・イン・パリ』
2021年2月11日（木）より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督：マチアス・マルジウ
出演：ニコラ・デュヴォシェル　マリリン・リマ　ロッシ・デ・パルマ　ロマーヌ・ボーランジェ　チェッキー・カリョ
配給：ハピネット

【ストーリー】　恋の都パリ。セーヌ川に浮かぶ老舗のバーでパフォーマーとして働くガスパール（ニコラ・デュヴォシェル）は、ある夜、傷を負い倒れていた人魚を見つける。ルラ（マリリン・リマ）と名乗る人魚は、美しい歌声で出会う男性を虜にし、恋に落ちた男性の命を奪っていた。ルラは、ガスパールの命も奪おうとするが、過去の失恋から恋する感情を捨て去ってしまったガスパールには、その歌声が全く効かなかった。

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