清原果耶が伊藤健太郎をお見舞い!初々しさ溢れる本編映像『宇宙でいちばんあかるい屋根』

小説すばるで新人賞を受賞するなど、その表現力で多くのファンを魅了する作家・野中ともその人気小説を、『新聞記者』の藤井道人監督が清原果耶主演、桃井かおり共演で映画化する『宇宙でいちばんあかるい屋根』が、9月4日より公開中。このほど、清原果耶演じるつばめと伊藤健太郎演じる亨の初々しさ溢れるシーンがお披露目となった。

14歳のつばめは、満天の星が輝くある夜、ド派手な身なりで底意地の悪い、キックボードに乗ったあやしい老婆“星ばあ”と出会う。いつしか二人はお互いの心のどこかに空いた穴を埋め合うように距離を縮めていく。つばめの前に起こる事件、最後に明かされる星ばあの正体…。本作はひと夏の大切な何かを探す、二人のキュートで、愛おしい、感動のファンタジードラマ。

本編映像は、つばめ(清原果耶)がある事故で入院をしている亨(伊藤健太郎)のもとへお見舞いに行こうと準備をするシーンから始まる。亨はつばめの隣の家に住む大学生。つばめはそんな亨に密かな恋心を抱いていた。制服から着替え結った髪の毛をほどき鏡に向かう表情は恋する女の子のつばめ。「今日ね、亨くんに見せたいものがあるんだ。じゃん!」と自信満々に自作の水墨画を広げるつばめだが、それに対し「かわいい牛だね」と言う亨。つばめは気まずそうな表情で「ねずみだけど…」と言い、亨も咄嗟に謝るも、二人の間にはどこか心地よい空気が流れている。つばめに「亨くん具合は?」と聞かれると亨は「つばめちゃんが毎日来てくれるからかなり良くなっててさ、もうすぐ松葉杖になれるっぽいんだよね」と爽やかな表情で返答。そして「本当に?じゃあバンジョーも?」と怪我をしたせいで弾けなくなるかもしれなかったバンジョーを心配するつばめに、亨が「弾けるようになれるかもしれない」と答え、つばめは嬉しそうな声で「えー!よかったねえ」と言ったところで映像は幕を閉じる。

『今日から俺は!!』では強烈なキャラクターを演じた伊藤だったが、今作では大学生の男の子の役を演じ、「いわゆる“普通”の人の役は逆に難しかったですが、昔近所にいたかっこいい兄ちゃんのことを思い出して“なんであの時あんなかっこよく見えてたんだろうなあ”って考えてみたりしました」と役作りについて明かす。そして公開から約一週間が経ち、SNS等では「亨くんみたいなお隣さんが欲しかった!」、「二人の初々しさがたまらない!」といった声が続々と投稿されている。

『宇宙でいちばんあかるい屋根』
9月4日(金)より、全国公開中
監督・脚本:藤井道人
原作:野中ともそ「宇宙でいちばんあかるい屋根」
主題歌:清原果耶「今とあの頃の僕ら」(作詞・作曲・プロデュース:Cocco)
出演:清原果耶 伊藤健太郎 水野美紀 山中崇 醍醐虎汰朗 坂井真紀 吉岡秀隆 桃井かおり
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 お隣の大学生・亨(伊藤健太郎)に恋する14歳の少女・つばめ(清原果耶)。優しく支えてくれる父(吉岡秀隆)と、明るく包み込んでくれる育ての母(坂井真紀)。もうすぐ二人の間に赤ちゃんが生まれるのだ。幸せそうな両親の姿はつばめの心をチクチクと刺していた。しかも、学校は元カレの笹川(醍醐虎汰朗)との悪い噂でもちきりで、なんだか居心地が悪い。つばめは書道教室の屋上でひとり過ごす時間が好きだった。ところがある夜、唯一の憩いの場に闖入者が…。空を見上げたつばめの目に飛び込んできたのは、星空を舞う老婆の姿!?派手な装いの老婆・星ばあ(桃井かおり)はキックボードを乗り回しながら、「年くったらなんだってできるようになるんだ」とはしゃいでいる。最初は自由気ままな星ばあが苦手だったのに、つばめはいつしか悩みを打ち明けるようになっていた。

© 2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会