社会現象を巻き起こした伝説の傑作『シュリ』(2000)で共演したハン・ソッキュとチェ・ミンシクが、20年ぶりに再共演する歴史劇『世宗大王 星を追う者たち』が、9月4日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。
本作は、ハングルを創製し朝鮮王朝最高の名君と謳われた国王“世宗(セジョン)大王”と、レオナルド・ダ・ヴィンチやコペルニクスらよりも早くに天文に科学的アプローチをし、水時計や天体観測機器を次々に発明した天才科学者“チャン・ヨンシル”、二人の男の身分を超えた熱きロマンを描いた史劇エンターテインメント。
予告編には、20年ぶりとなるハン・ソッキュとチェ・ミンシクの重厚で熱い演技合戦、そしておよそ600年前の時代を再現した繊細な美術や豪華絢爛な衣装などが映し出される。本日6月10日は、日本で初めて時計装置が使われた日を記念し、1920年に東京天文台と財団法人生活改善同盟会によって制定された「時の記念日」である。
『世宗大王 星を追う者たち』
9月4日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次公開
監督:ホ・ジノ
出演:ハン・ソッキュ チェ・ミンシク シン・グ キム・ホンパ ホ・ジュノ キム・テウ
配給:ハーク
【ストーリー】 朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗(ハン・ソッキュ)は、奴婢の身分だったチャン・ヨンシル(チェ・ミンシク)の優れた才能を認め、科学者として武官に任命。豊富な科学知識と高い技術を持つヨンシルは「水時計」や「天体観測機器」を次々に発明。それらは庶民の生活に大いに役立てられた。また、「明の従属国という立場から脱し、朝鮮の自立を成し遂げたい」という夢をもつ世宗も、朝鮮独自の文字であるハングルを創ろうとしていた。天と地ほどの身分の差を超え、特別な絆を結んでいく二人。だが朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、密かに二人を引き離そうとする。そしてある日、世宗を乗せた輿が大破する大事故が発生。輿の製作責任者であるヨンシルに疑いの目が向けられるが…。
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