【全文掲載】佐久間由衣が隠れビッチだったら「本当に背筋が凍る。ホラーな展開が待っている」

あらいぴろよによるベストセラーコミックを、主演に佐久間由衣、共演に村上虹郎、大後寿々花、小関裕太、森山未來を迎え、三木康一郎監督が映画化した『“隠れビッチ”やってました。』が、12月6日より公開中。このほど、12月7日に新宿バルト9にて公開記念舞台挨拶が実施され、キャストの佐久間由衣、大後寿々花、小関裕太、森山未來、三木康一郎監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:『“隠れビッチ”やってました。』本日の公開記念舞台挨拶、上映後になります。さっそく本日の登壇者の方をお呼びします。皆さん、盛大な拍手でお迎えください。佐久間由衣さん、大後寿々花さん、小関裕太さん、森山未來さん、そして三木康一郎監督です。よろしくお願いいたします。ついに映画が公開されましたので、今のお気持ちも踏まえまして皆さんからご挨拶をいただきたいと思います。まずは主人公ひろみを演じました佐久間由衣さんです。

佐久間:皆さん、こんにちは。隠れビッチを演じました、佐久間由衣です(笑)。本日は足元が悪い中、お越しいただいて本当にありがとうございます。映画は昨日から無事に公開を迎えまして、ホッとした気持ちと、寂しい気持ちと、いろいろな気持ちがグルグルしています。今日はいろいろとお話ができたらと嬉しいです。よろしくお願いいたします。

MC:ありがとうございました。続きまして、シェアハウスの友、彩を演じました大後寿々花さんです。

大後:木村彩役を演じさせていただきました、大後寿々花です。今日は雨の中、本当にありがとうございました。初めて予告を観たときに、こんなに可愛らしい映画じゃないぞって(笑)、自分で観て思って。だから観ていただいた後に、どういった感想を持たれるんだろうとすごいドキドキしながら、今日まで思っていました。なので、やっとひろみの話ができるのをすごく嬉しく思います。今日は楽しんでいってください。よろしくお願いいたします。

MC:ありがとうございました。続きまして、安藤役になります、小関裕太さんです。

小関:こんにちは。本日はお越しいただき、ありがとうございます。安藤くん役を演じさせていただきました小関裕太です。約半年間、この映画をいろいろな方に観ていただくために取材を受けさせていただいたり、プロモーションをして来たんですけど、最初の頃はちょっと言いにくかった題名がサラッと(笑)。「『“隠れビッチ”やってました。』12月公開です」と言いやすくなっちゃった自分に今、戸惑っています。なかなかパワーワードなので、題名を知ってくださっている方が自分の周りにもたくさんいるんですけど、ちょっと早めに観てくださった方だったり、昨日の初日にすでに観ていただいた方々の反応を聞くと、思っていたよりもすごく重かったというか。考えさせられたという話を聞いて、自分自身もこの映画はラブコメディから始まり、モテテクのエピソードから始まり、最後は自分に置き換えて考えさせられるステキなヒューマン映画だなと感じました。ご覧いただきありがとうございました。本日はよろしくお願いいたします。

MC:ありがとうございました。続きまして、三沢役の森山未來さんです。

森山:森山です。本日は寒い中お越しくださいましてありがとうございます。ずっと言ってますけど、由衣ちゃんみたいな笑顔がステキで精錬で美しい女性がビッチだったらと思うと、本当に背筋が凍ります(笑)。のちに三沢が出会うんですけど、そこからもさらにホラーな展開が待っているという。由衣ちゃんを巡るジェットコースター的な映画だと思いますが(笑)。楽しんでいただけたのなら幸いです。本日はありがとうございました。

MC:ありがとうございました。そして、この映画の監督、脚本を務められおります、三木康一郎監督です。

三木:こんにちは。今日は来ていただいてありがとうございました。この作品は、セントラル・アーツの黒澤満さんという方が企画をされて、僕のところに話が来たんですけど、黒澤さんという方はすごい方で、松田優作さんとか、たくさんの映画を作ってきた方で、その人と初めて仕事ができるということで、すごく楽しみにしていたのですが…。ここで言うことでもないんですけど、撮影中にお亡くなりになって。僕としてはこの場を一緒に迎えたいなと思っていたんですが、本当に撮影が始まって3日4日でお亡くなりになって、今こうしてこの作品を前に、皆さんの前に立ってですね、すごく感慨深いというか、そういう気持ちになっています。ちょっとすいません、しんみりした話になりましたけど、皆さん今日は来て観ていただいてありがとうございます。今日は楽しんでいってください。よろしくお願いいたします。