隠れビッチ・佐久間由衣「寂しい」「吐きそう」「パニック」「泣いた」公開記念舞台挨拶で心情暴露!

あらいぴろよによるベストセラーコミックを、主演に佐久間由衣、共演に村上虹郎、大後寿々花、小関裕太、森山未來を迎え、三木康一郎監督が映画化した『“隠れビッチ”やってました。』が、12月6日より公開中。このほど、12月7日に新宿バルト9にて公開記念舞台挨拶が実施され、キャストの佐久間由衣、大後寿々花、小関裕太、森山未來、三木康一郎監督が登壇した。

「隠れビッチを演じました(笑)」と満面の笑みで挨拶した佐久間。ついに公開を迎えて「ホッとした気持ちと、寂しい気持ちがグルグルしている」と述べ、映画初主演での舞台挨拶について気持ちを聞かれると「とても吐きそうです」と苦笑いを浮かべつつも、「初めての初主演映画が『“隠れビッチ”やってました。』で本当に良かった」と真剣な表情で語った。

現場では三木監督から厳しい注文があったという佐久間。殴り込みに行くシーンで、とても細かい演出があったそうで「それができなくて。何回もやったんですけど、本当にできなくて。なんとかOKだったんですけど、終わった後にパニックになって…。自分の移動車に戻って泣きました…(笑)」と撮影時の苦いエピソードを告白。「でも、ワー!って泣いて、スッキリして次のシーンは気持ちを切り替えて」と、自分の気持ちと戦いながら、厳しい撮影を乗り切ったことを明かした。佐久間は、そんな本作について「自分にとって大げさなことではなく、みんなが育ててくれた子供みたいな存在」だと、言葉に熱を込めていた。

『“隠れビッチ”やってました。』
12月6日(金)全国ロードショー
監督・脚本:三木康一郎
原作:あらいぴろよ「“隠れビッチ”やってました。」
主題歌:Kitri「さよなら、涙目」
出演:佐久間由衣 村上虹郎 大後寿々花 小関裕太 森山未來 前野朋哉 片桐仁 前川㤗之 栁俊太郎 戸塚純貴 笠松将 田中偉登 岩井拳士朗 山本浩司 渡辺真起子 光石研
配給:キノフィルムズ 木下グループ

【ストーリー】 26歳の独身女・ひろみ(佐久間由衣)の趣味&特技は異性にモテること。絶妙のタイミングでのスキンシップや会話術で相手を翻弄し、「好きです」と告白させたら即フェイドアウト。そんなひろみに、シェアハウス仲間のコジ(村上虹郎)と彩(大後寿々花)は呆れ顔で「最低の“隠れビッチ”ね!」とたしなめるも、彼女の耳には届かない。ある日、気になるお相手・安藤(小関裕太)が現れるが、数年ぶりの負け試合。さらに安藤を本気で好きになっていたことに気づき、ショックを受ける。やけ酒をあおり酔いつぶれているところを、同じ職場の三沢(森山未來)に目撃される。ひろみは“隠れビッチ”だということを打ち明け、自分の過去と向き合い始める…。

©『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社