【全文掲載】佐久間由衣が隠れビッチだったら「本当に背筋が凍る。ホラーな展開が待っている」

MC:大後さんは客観的に見てどっちだと思いますか?

大後:いやあ、三沢さんじゃなかったら、もう一回ケンカしますよね? たぶん(笑)。もう一回やらないとってなってると思います。だから良かったです、いまの由衣ちゃんと言葉を聞いて。

MC:やっぱり深いテーマですよね? ありがとうございました。さあ、お時間があっという間に近づいてきましたので、最後に代表して佐久間由衣さん、ご挨拶をお願いします。

佐久間:はい(笑)。本日はこんなにたくさん、お越しいただいて本当ありがとうございました。去年の11月20日から撮影をしていまして、ちょうど一年前のスケジュール帳を昨日見ていたんですけど、そこから一年間ずっとこの映画が公開されることを願いながら、他の作品にも挑みながら自分の生活を過ごしていました。昨日から無事にいろいろな人に観ていただけることになって、本当に嬉しく思います。生きていくのは、自分のままでいられないこともありますし、わがままになれないこともありますし、嘘をつかないといけないときもあるし、そんな中でこの映画は承認欲求を満たす女の子ということで、恋愛を軸にそういった話を描けたらいいなと思って、でもそれってすごくいけないことじゃないし、間違っていることでもないし、でもいっぱい失敗しながらも、そんな簡単には変われないけど少しずつ前に進んで行けたら良いんじゃないかなというメッセージを込めてこの作品に関わらさせていただきました。はあ…(笑)。あと、こんなまだまだペーペーな私に、本当にステキなキャストの皆さんと、監督とスタッフさんが関わってくださって、説得力のあるリアリティのある作品に作り上げていただいたなと思って大変感謝しております。本当に、本当に本当にありがとうございました。たくさんの人に観ていただきたいと心から思ってますので、ちょっとでも広めていただけたら嬉しいです。ありがとうございました!

『“隠れビッチ”やってました。』
12月6日(金)全国ロードショー
監督・脚本:三木康一郎
原作:あらいぴろよ「“隠れビッチ”やってました。」
主題歌:Kitri「さよなら、涙目」
出演:佐久間由衣 村上虹郎 大後寿々花 小関裕太 森山未來 前野朋哉 片桐仁 前川㤗之 栁俊太郎 戸塚純貴 笠松将 田中偉登 岩井拳士朗 山本浩司 渡辺真起子 光石研
配給:キノフィルムズ 木下グループ

【ストーリー】 26歳の独身女・ひろみ(佐久間由衣)の趣味&特技は異性にモテること。絶妙のタイミングでのスキンシップや会話術で相手を翻弄し、「好きです」と告白させたら即フェイドアウト。そんなひろみに、シェアハウス仲間のコジ(村上虹郎)と彩(大後寿々花)は呆れ顔で「最低の“隠れビッチ”ね!」とたしなめるも、彼女の耳には届かない。ある日、気になるお相手・安藤(小関裕太)が現れるが、数年ぶりの負け試合。さらに安藤を本気で好きになっていたことに気づき、ショックを受ける。やけ酒をあおり酔いつぶれているところを、同じ職場の三沢(森山未來)に目撃される。ひろみは“隠れビッチ”だということを打ち明け、自分の過去と向き合い始める…。

©『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社