「別冊フレンド」（講談社）にて連載中で、単行本（電子書籍含む）は累計発行部数260万部を突破した、みきもと凜による少女コミックを、片寄涼太（GENERATIONS from EXILE TRIBE）と橋本環奈のダブル主演、共演に眞栄田郷敦を迎えて実写映画化する『午前0時、キスしに来てよ』が、12月6日より公開される。このほど、12月4日に丸の内ピカデリーにて先行上映舞台挨拶が行われ、キャストの片寄涼太、橋本環奈、眞栄田郷敦、遠藤憲一、新城毅彦監督が登壇した。

スーパースター役を演じた片寄は、自身の役について「とても恐縮な役どころ」と前置きしつつ、「自分自身がGENERATIONSとして歩んできた時間とか、GENERATIONSというグループを飛び出して俳優として活動させてもらった時間とか、その全てが役作りにつながった。この役を演じることができてとても嬉しかったですし、もし、この役を他の方がやっていたら少し嫉妬しちゃうかなと思うぐらい思い入れのある作品」であることを語った。

劇中に登場するマスク越しのキスシーンについて話が及び、演じたときの手応えを聞かれた片寄は「手応え自体はそんなに…。マスクを挟んでおりましたので（笑）」と笑顔。相手役の日奈々を演じた橋本は「でも新鮮でしたよね。当たってるのがマスクの外側なんで、プリーツの方です（笑）」と笑い、「皆さんも、ぜひ風邪をひいた人と！」とマスク越しのキスを観客におすすめした。

鼻をかじるキスシーンについて片寄は「台本で鼻にキスをすると書いてあったんですけど、原作では鼻をかじるシーンだった。実写でできるか分からないけど、監督と相談して」撮影に挑んだという。その際、橋本には秘密にしていたそうで、「本番が始まったら突然、鼻をかじられました」と橋本。「キュン！というよりは、え！？って感じでした」と撮影を振り返っていた。

最後はキャスト陣のキスマークが披露される演出も。橋本のキスマークには、片寄らが「左右が均等」「理想的」と絶賛。片寄のキスマークは「実はポスターにも使われている」ことが明かされて、会場からは驚きの声が上がっていた。

『午前0時、キスしに来てよ』
12月6日（金） 全国公開
監督：新城毅彦
原作：みきもと凜「午前0時、キスしに来てよ」
脚本：大北はるか
主題歌：GENERATIONS from EXILE TRIBE「One in a Million -奇跡の夜に-」
出演：片寄涼太（GENERATIONS from EXILE TRIBE）　橋本環奈　眞栄田郷敦　鈴木勝大　野田理人　宇佐卓真　内藤秀一郎　遠藤憲一　八木アリサ　酒井若菜　岡崎紗絵
配給：松竹

【ストーリー】　優等生の日奈々（橋本環奈）は誰もがみとめる超・マジメ人間。でも、ほんとはおとぎ話のような王子様との恋にあこがれる夢見がちな女子高生だった…。そんなある日、国民的スーパースター・綾瀬楓（片寄涼太）が、映画の撮影で学校にやってきた。運命の出会いをする二人。まさか、これはおとぎ話のはじまりか！？楓の気取らない性格とやさしさにふれ、どんどん楓のことが好きになっていく日奈々。絶対バレてはいけないスーパースターとJKのヒミツの恋の行方は？

ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会