【全米興収ランキング 5月10-12日】
1位(←) アベンジャーズ/エンドゲーム
2位(新) 名探偵ピカチュウ
3位(新) The Hustle※
4位(↓) The Intruder※
5位(↓) Long Shot※
6位(新) Poms※
7位(↓) Uglydolls※
8位(↓) Breakthrough※
9位(新) トールキン 旅のはじまり
10位(↓) キャプテン・マーベル
※が付いたタイトルは原題
絶好調の『アベンジャーズ/エンドゲーム』がV3。公開3週目にして累計の全米興収は早くも7億2349万ドルに達し、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最高レコードを記録。全米歴代2位の『アバター』(同7億6050万ドル)も完全に視界に捉えた。2位は日本で既に先行公開されている『名探偵ピカチュウ』が初登場。米国で劇場公開されるポケモン映画としては『劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス』以来、16年ぶりとなる本作だが、こちらも自己最高記録の興収となるのは確実なようだ。3位はアン・ハサウェイ&レベル・ウィルソン主演のコメディ『The Hustle ザ・ハッスル』(原題)。1988年製作の『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』(スティーヴ・マーティン&マイケル・ケイン共演)のリメイクで、女性2人の詐欺師が、世間に疎いプログラマーをだまそうとしのぎを削る。6位『Poms ポムズ』(原題)は、かつてチアリーダーだったおばあさんたちが再結集し、チアリーディングに挑むコメディ。ダイアン・キートン、ジャッキー・ウィーヴァー、パム・グリアといった平均年齢70歳の女優たちがチアリーダーを演じる。9位『トールキン 旅のはじまり』は、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズの原作者J・R・R・トールキンの伝記映画。ニコラス・ホルトが若き日のトールキンを演じ、運命の女性エディスにリリー・コリンズが扮している。日本公開は8月予定。(Box Office Mojo調べ:興行収入)
▼『The Hustle ザ・ハッスル』(原題)の予告編。『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』も『寝室ものがたり』(1964)のリメイクであるため、再々映画化と言える。脚本は、『キャプテン・マーベル』で注目を集め、ブラック・ウィドウのソロ映画、ディズニーが11月にスタートさせる配信サービス「Disney+」にラインナップされたドラマ『WandaVision ワンダヴィジョン』(原題)も手掛けるなど、マーベルづいているジャック・シェイファーによるもの。