高里椎奈による極上のミステリー小説が待望の実写映画化、King & Princeの永瀬廉が初主演を務め、清原翔、King & Princeの神宮寺勇太の共演で贈る『うちの執事が言うことには』が、5月17日より公開される。このほど、永瀬廉が地元・大阪に凱旋し、共演の清原翔、神宮寺勇太とともに、大阪・もりのみやキューズモールBASEにて、“『うちの執事が言うことには』FM OH!「LOVE FLAP」公開収録イベントin大阪”を開催した。優先エリア招待客600名とフリー観覧エリアの観客を合わせて、約2000人が集結し、会場は熱気に包まれた。
定刻になり、3人が会場に姿を現すと、待ちわびた観客から一斉に悲鳴のような歓声が沸き起こった。「ただいま!!」とあまりの歓迎ムードに嬉しさと驚きを隠せない様子の永瀬が元気に挨拶。「おかえりー!!」という声援がとぶ。「僕今までこんな経験したコトないので、やっぱりKing & Princeってすごいなと思います」と清原も驚きの声をあげ、「ほんとぎっしりですねー」と神宮寺も嬉しそう。会場のボルテージの高さにキャスト陣のテンションもあがっている様子。3人の一挙一動におこる「キャ~」という熱い声援に「何しても喜んでくれて、ありがたい(笑)」と永瀬は笑顔で語った。
まずは、ラジオのリスナーから募集をした質問に答えるコーナー。自身でガチャガチャをひき、ランダムに質問に答えていくというシステム。一問目「互いの第一印象は?」を永瀬&神宮寺、清原それぞれに問うと、まずは「二人とも礼儀正しいなと」と清原。2人はまんざらでもなさそう。しかし「でも、撮影が続くにつれて、廉は…ガキんちょだし(笑)、神(神宮寺)はガキんちょの部分と少し大人になりつつある部分もあるし、なんかちょっと年相応だなと思いました」と2人の素顔を語る。清原については「最初はめちゃめちゃしゃべりづらかった」と言い、「ただしゃべりはじめたらめちゃめちゃしゃべるし、なおかつ、僕らの(年齢)に合わせてくれてる?(笑)んで、優しい人やなぁと思いました」と互いに撮影で一緒に過ごすうちに仲良くなっていった様子がうかがえる。MCいわく「先ほども裏でめちゃめちゃ仲良くいちゃいちゃしてましたもんね」と言われ、3人で「今はねー」と顔を見合わせた。
二問目は、「King & Princeが歌う主題歌『君に ありがとう』にかけて、お互いに“ありがとう”と感謝を伝えたいことはありますか?」。まずは清原から「廉には、こんな話しかけづらい清原に話しかけてくれてありがとう」、人見知りの清原に人懐っこい永瀬がどんどん話しかけ、みんなで仲良くなれたことに感謝の言葉を述べた。神宮寺からは「すごく集中していたクライマックスシーンの日に、空気を読んでそっとしておいてくれてありがとう。おかげでシーンをやりきれました」と役者同士の気持ちが通じ合った撮影現場でのエピソードを吐露。そして永瀬は「赤目が神(神宮寺)で、執事が翔くんで、この役を2人がやってくれたことに感謝です」と主演らしい言葉を発した。
三問目は「撮影現場で流行っていたこと」。これについては「食べたいものしりとり」だったとのこと。できる条件は「おなかがすいているとき」。食べたいものを順に言って皆の共感を得られるか、という遊びだったよう。「こんないい雰囲気で撮影された映画がヒットさしないわけがない!」とMCからも太鼓判が押された。
四問目はMCからの質問。12日(日)の母の日と映画のタイトルにちなみ、3人それぞれの「うちのおかんが言うことには」、つまり自身の母親からの教え。「お母さんのことなんて呼んでました?」とも聞かれ、永瀬は「今は母親ですけど中学生の頃はおっかぁでした。小学生の時僕、ティッシュをポケットに入れがちだったんですよ(笑)。そのまま洗濯したらえらいことになるじゃないですか。『マジで勘弁して』というのはよく言われました」とのこと。清原は「僕は水道水をそのまま飲まずに沸騰させろと言われました」、神宮寺は「僕のお母さん渋くて、新しい靴をおろすときは、『かかとにスミつけろ』とか、大人になってでっかいもの買うときは『大安に買え』とか言われて、今も(かかとにスミつけるのは)やってます」とそれぞれ答えた。
続いてのコーナーは、こちらもタイトルに絡めて「うちの執事が解くことには」。なぞなぞに答えて、1位ではない2人に「映画の役柄になりきって、胸キュン言葉を言ってもらう」と発表されると、客席からは歓喜の声が。永瀬と神宮寺は後ろを向いたり天を仰いだり、清原は「(みんな2人のが聞きたいんだから)俺が負けちゃだめなやつでしょ!」とそれぞれ反応。結果、清原が1位となり、永瀬と神宮寺が「胸キュン言葉」を言うことに。一番手は、本作の主役、若き当主・烏丸花穎になりきった?永瀬。「あなたのことが好きです。烏丸という苗字もらっていただけないでしょうか」。いつもの関西弁を封印し、劇中さながらやさしく客席に語りかけると、客席からは悲鳴が上がった。
続いて「とっておきのを出す!」と宣言した“国民的彼氏”の神宮寺は、大学生にして企業家・パティスリーのオーナー赤目刻弥風に少しキザな感じで「大阪のみんな、空見て。綺麗だよね、空。ちゃんと見てる?空、見てない?1回見て!次、俺見て。愛してる」。こちらも負けじと悲鳴のような歓声、そして笑いも起こった。
さらには「せっかくだから翔くんもやったほうがいいと思う!」という神宮寺の無茶ぶりにたじたじの清原。「思いうかばないよ!」という清原に永瀬が助け舟として彼女役をかってでることに。イケメン二人が向き合うだけで、観客はみな悶絶。神宮寺の「うちの執事が言うことには メイキング バイ ラブストーリー よーいはいっ!」のフリで、最初は照れていた清原も最後は男らしく「好き!」と永瀬を抱きしめ、それに永瀬も応えて熱い抱擁を。会場に集まった2000人の観客全員がまちがいなく胸キュンしまくりの瞬間となった。
最後は、客席をバックにフォトセッション。永瀬の「僕の大好きな大阪に、主演映画をひっさげて戻ってこられて本当に嬉しく思います。大阪からも『うちの執事が言うことには』盛り上げていきましょう」という言葉で締めくくられ、大盛況のイベントは幕を閉じた。
『うちの執事が言うことには』
5月17日(金) 全国ロードショー
監督:久万真路
原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
脚本:青島武
主題歌:King & Prince「君に ありがとう」(Johnnys’ Universe)
出演:永瀬廉(King & Prince) 清原翔 神宮寺勇太(King & Prince) 優希美青 神尾楓珠 矢柴俊博 村上淳 原日出子 吹越満 奥田瑛二
配給:東映
【ストーリー】 日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎(吹越満)は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳(奥田瑛二)ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面の新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中、花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事…烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか―。
©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会