2018年洋画興収成績ナンバーワンに輝いた日本を始め、世界各国で大ヒットした『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のメガホンをとったJ・A・バヨナ監督が、初の製作総指揮を務めた映画『マローボーン家の掟』が4月12日より公開される。このほど、本作の場面写真がお披露目となった。
若くしてスペインを代表するフィルムメーカーとして名を馳せ、今や最も注目される才能の一人となったJ・A・バヨナが、初めて製作総指揮を務めた本作。バヨナ監督作の『永遠のこどもたち』や『インポッシブル』の脚本を手掛けたセルヒオ・G・サンチェスが本作で監督デビューを果たし、スパニッシュ・スリラーの代表的存在の二人が満を持してタッグを組んだ。
出演には、イギリスとアメリカを担う新世代スターたちが集結。『サンシャイン/歌声が響く街』、『はじまりへの旅』のジョージ・マッケイ、『ニンフォマニアックVol.2』、『サスペリア』のミア・ゴス、TVシリーズ「ストレンジャーシングス 未知の世界」のチャーリー・ヒートン、新たな名子役の出現を確信させるマシュー・スタッグが、マローボーン家の4人兄弟をみずみずしく体現。そして『スプリット』、『ミスター・ガラス』のアニャ・テイラー=ジョイが、ただひとり兄妹と心を通わせる重要なキャラクターを好演している。
場面写真では、白いシーツに包まりこちらを覗く不気味な“何か”をはじめ、屋敷の天井に広がる薄汚れた黒いシミを見つめる長男のジャック(ジョージ・マッケイ)や、横たわるジャックの首を掴む長女ジェーン(ミア・ゴス)、猛り狂ったような形相でライフルを構える次男ビリー(チャーリー・ヒートン)らマローボーン家の兄妹と、緊迫した表情で背後を振り返るアリー(アニャ・テイラー=ジョイ)の姿が捉えられている。不思議な5つの“掟”に従いながら、世間の目を逃れるように暮らすマローボーン家の屋敷に隠された恐ろしい秘密と、4兄妹に迫りくる邪悪な気配が伺える。
『マローボーン家の掟』
4月12日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・脚本:セルヒオ・G・サンチェス
製作総指揮:J・A・バヨナ
出演:ジョージ・マッケイ ミア・ゴス チャーリー・ヒートン マシュー・スタッグ アニャ・テイラー=ジョイ
配給:キノフィルムズ 木下グループ
【ストーリー】 海沿いの森の中にひっそりとたたずむ大きな屋敷。そこに暮らすマローボーン家の4人兄妹は、不思議な“5つの掟”に従いながら、世間の目を逃れるように生きていた。忌まわしい過去を振り切り、この屋敷で再出発を図る彼らだったが、心優しい母親が病死し、凶悪殺人鬼である父親を殺害したことをきっかけに、4人の希望に満ちた日々はもろく崩れ出す。父親の死体を隠して封印した屋根裏部屋から響いてくる不気味な物音、鏡の中にうごめく怪しい影。いったいこの屋敷には、いかなる秘密が隠されているのか。やがて平穏を保つための“掟”が次々と破られ、心身共に追いつめられた長男ジャック(ジョージ・マッケイ)が、最愛の妹と弟たちを守るために下した決断とは…。
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