“世界で最も売れたアーティスト”に名を連ね、ロックの殿堂入りを果たした伝説のロックバンド「クイーン」のリード・ボーカルで、1991年にこの世を去った史上最高のエンターテイナー、フレディ・マーキュリーの姿を、ラミ・マレック主演で描く『ボヘミアン・ラプソディ』が、昨年11月9日より公開中。このほど、興行収入が100億円を突破。そして、昨夜発表された第91回アカデミー賞のノミネートでは作品賞、主演男優賞、編集賞、音響編集賞、録音賞の5部門に選出され、主演を務めたラミ・マレックより喜びのコメントが寄せられた。
昨年11月9日の日本公開から75日目(11週目)となる1月22日までの累計興行収入が、ついに興行収入100億円を突破。累積動員7,270,904人、累積興行収入¥10,041,687,580となった。公開初週末から5週目まで週末の興行収入が前週対比より上がる異次元の右肩上がりとなった本作はまさに異例づくしの作品である。
構想から映画完成まで9年。当初は難航したキャスティングや撮影中の監督解雇に公開前の批評家からの賛否両論。ハリウッド作品としては決して高くない製作費5200万ドル(約57億円)のロックミュージシャンの姿を描いたドラマ作品が、なんと世界興行収入7億9600万ドル(約880億円)を稼ぎ出した。この世界興収の数字を牽引したのは、全米(US興収2億ドル/約220億円)を除いたインターナショナル興収でNo.1となった日本の成績が牽引していることは言うまでもない。
異例づくしの100億円突破、2018年映画興行ランキングNo.1(日本国内)、インターナショナル興収No.1(全米除く)となる世界も驚く日本での特大ヒットは、映画ファン、往年のクイーンファンはもちろん、当初は予測できなかった親子鑑賞や、クイーン未体験の若い層への拡がり。さらには応援上映や特殊フォーマットでの新しい映画体験によるリピーター鑑賞など、様々な要因が重ねっての社会現象となったからこそである。
第91回アカデミー賞5部門ノミネート(作品賞、主演男優賞、編集賞、音響編集賞、録音賞)も同日に発表となった。
■ラミ・マレック(フレディ・マーキュリー役) コメント
本作に関わったすべてのキャストやスタッフを代表してアカデミー会員に感謝します。そして、プロデューサーのグラハム・キング、編集のデニス・オサリヴァン、20世紀フォックス映画、ニューリージェンシー、そしてブライアン・メイとロジャー・テイラーと“クイーン”へ大感謝です。フレディ・マーキュリーを演じられたことは一生の宝もので、このノミネートは偉大なるフレディを称える勲章です。
“Thank you to the Academy for recognizing the work of so many from the cast and crew who made all of this possible. I’m beyond grateful to Graham King, Denis O’Sullivan, 20th Century Fox, New Regency and to Brian May, Roger Taylor and Queen. I have absolutely treasured playing Freddie Mercury and I am so profoundly humbled and thrilled to honor him this way.” – Rami Malek, BOHEMIAN RHAPSODY
『ボヘミアン・ラプソディ』
2018年11月9日(金)より全国公開中
監督:ブライアン・シンガー
製作:グレアム・キング ジム・ビーチ
音楽総指揮:ブライアン・メイ ロジャー・テイラー
出演:ラミ・マレック ジョセフ・マッゼロ ベン・ハーディ グウィリム・リー ルーシー・ボイントン マイク・マイヤーズ アレン・リーチ
配給:20世紀フォックス映画
© 2018 Twentieth Century Fox