玉木宏が3,000人の指名手配犯の顔を記憶する“見当たり捜査員”を熱演する、羽田圭介原作初の連続ドラマ化となる「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」が、2019年1月5日よりWOWOWにて放送される。このほど、本作の完成披露試写会&舞台挨拶が、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、キャストの玉木宏、内田理央、町田啓太、渋川清彦、伊藤歩、武正晴監督、原作者の羽田圭介が登壇した。
顔だけを頼りに、潜伏する指名手配犯を捕まえる“見当たり捜査員”白戸崇正を演じた玉木。「本当に大変な仕事。簡単にできるようなものではない」と見当たり捜査の難しさを説明つつ、「たくさんのエキストラさんにも参加していただいて、顔の海に溺れながら撮影しました(笑)」と当時を振り返った。
白戸の部下である安藤を演じた内田は「ヒールにミニスカという格好でアクションするのが大変で。小さい頃から戦う女の子には憧れていたんですけど、大変でなれたもんじゃない!」と苦笑い。柔道にも初挑戦したそうで、「監督が柔道の経験者でしたので、ご指導していただきました。でも、思ったよりできなくて…」と悔しそうな表情を浮かべた。
同じく白戸の部下である谷役の町田は、とにかく食べるシーンが多かったそうで「体力が必要な職業なので、食べなければいけない。早朝から焼き肉とか中華、やきとん、パンケーキとか(笑)」と食べたメニューを明かしつつ、「玉木さんと焼き肉を食べたんですけど、その日の夜にまた2人で焼き肉を食べに行った」と玉木との仲の良さをアピールした。
本作は記憶がテーマのひとつということで、今年、記憶に残っていることを発表する企画がスタート。玉木は「2月にアイスランドに一人旅をしまして、氷河の上でスノーモービルに乗ったりした。すごい景色だった」と旅の思い出を振り返った。「玉木さんに申し訳ない」という町田は、「一緒に飲みに行かせていただいた時に、数年ぶりにトイレでグロッキーになってしまい(笑)」と泥酔話を告白。「テンション上がりすぎちゃって…」と言い訳する町田に、玉木は「急にダメな人になったよね(笑)」と突っ込み、会場を笑いに包んでいた。
「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」
2019年1月5日(土)よりWOWOWプライムにて放送開始
毎週土曜よる10:00 (全5話・第1話無料放送)
監督:武正晴
原作:羽田圭介「盗まれた顔」(幻冬舎文庫)
脚本:足立紳
音楽:海田庄吾
出演:玉木宏 内田理央 町田啓太 丸山智己 渋川清彦 中村ゆり 眞島秀和 友近 山崎樹範 伊藤歩
【ストーリー】 警視庁捜査共助課に勤める白戸崇正(玉木宏)は顔だけを頼りに、潜伏する指名手配犯を捕まえる“見当たり捜査員”だ。部下の安藤(内田理央)、谷(町田啓太)らと共に繁華街を行き交う群衆を見つめ、脳に刻んだホシの顔を探し続ける日々。そんなある日、白戸は群衆の中に「見つかる筈のない顔」を見てしまう。4年前に謎の死を遂げた先輩刑事・須波(渋川清彦)。見間違いだと否定しようとした矢先、白戸は須波にまつわる不可解な噂を耳にする。事件について調べるうち、公安や中国マフィアが動きだし、白戸はいつしか命をも狙われることになる。さらに、同棲している彼女の千春(伊藤歩)の不可解な言動に、白戸はある疑念を抱き始める…。