冲方丁原作の密室サスペンスが堤幸彦監督で映画化!『十二人の死にたい子どもたち』2019年1月公開

「天地明察」、「マルドゥック・スクランブル」のベストセラー作家・冲方丁(うぶかたとう)の同名小説の実写映画化となる、堤幸彦監督作『十二人の死にたい子どもたち』が2019年1月に公開されることが決定した。併せて、本作のポスタービジュアルと特報映像がお披露目となった。

原作は、第156回直木賞にも候補作となり話題となった、冲方丁初となる現代サスペンスの傑作。集団安楽死をするため、廃病院に集結した12人の未成年。ルールは“死に方、タイミングが12人全員一致すること”だが、彼らの目の前に現れた、ルール違反の13人目のまだ生あたたかい死体によって、ミッション達成が崩壊しだす。

メガホンを取るのは、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」シリーズで数々の若手俳優を発掘し、監督作『人魚の眠る家』(11月16日公開)が控える堤幸彦監督。キャストは現時点では明かされていないが、今最も旬な若手スターたちが集結する。

特報映像のタイトルコールは、「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ、本作の原作者である冲方丁原作の劇場アニメ「マルドゥック・スクランブル」三部作の主人公ルーン=バロットの声優を務めた林原めぐみが担当している。

■堤幸彦監督 コメント
「十二人の子どもたち」を演じた、これからの日本を背負う若き役者達がヤバい。
「死にたい=集団安楽死」というテーマが、相当、ヤバい。
撮りながら、今まで感じた事がない、自分の細胞が総毛立つ瞬間が何度も何度もあった。
やっぱりヤバかった。たくさんの意味で。どうしよう…。
面白すぎて人に観せたくないぞ。
棺桶に持っていきたいけど、そうはいかないだろうなあ。

『十二人の死にたい子どもたち』
2019年1月 全国ロードショー
監督:堤幸彦
原作:冲方丁「十二人の死にたい子どもたち」(文藝春秋刊)
脚本:倉持裕
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 集団安楽死をするために集結した12人の未成年。彼らの目の前に現れた、ルール違反の13人目のまだ生あたたかい死体によって、ミッション達成が崩壊しだす。剥き出しになる12人の死にたい理由と、同時進行する犯人捜しへの追及。リアルタイム型・密室ゲームがスタートする!

©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会