『マイナス21℃』ジョシュ・ハートネットが体当たりで挑むサバイバル映像&スコット・ウォー監督よりコメント

厳寒のシエラネバダ山脈で遭難した元アイスホッケー選手のエリック・ルマルクの実話をもとにした、壮絶なる8日間のサバイバルを描いた衝撃作『マイナス21℃』が7月21日より公開される。このほど、主人公エリックを演じるジョシュ・ハートネットが体当たりで挑む過酷なサバイバルシーンを収めた本編映像がお披露目となった。

本編映像は、スノーボードの途中で道に迷った主人公エリック(ジョシュ・ハートネット)が、凍った湖に突然落下し、這い上がろうと必死にもがくシーン。スキー場まで戻ろうと山を彷徨い、エリックがたどり着いたのは広大な雪原。しかし、そこは凍った湖のど真ん中だった。歩き進めるエリックは、突如たった一人で凍った湖に落下してしまう。命からがら地上に這い上がったが、凍てつく寒さの中、全身ずぶ濡れの状態。絶体絶命の状況の過酷さを感じさせるサバイバル映像となっている。

実はこのシーンを含む本編は、スコット・ウォー監督のこだわりにより全てCGを使用せずに撮影。リアルな映像にこだわる背景を、スコット監督は「僕は幼少期にエリック・ルマルクと出会い、一緒にホッケーをプレーしたことがあるんだ。だから、映画化が決まった時、この物語を正しく描かなくてはと感じたよ。事実はフィクションよりも多くを物語ると思っているから、撮影・制作は全てCGなしで挑んだんだ。この映画は実在する人物が経験した本当の物語。そこに込められた“希望”や“あきらめない”というメッセージは全世界共通だと思っている。だから、山でエリックに何が起きたのかを誠実に伝えることが重要だと思ったんだ」と語っている。

『マイナス21℃』
7月21日(土)、新宿シネマカリテ他全国順次公開
監督:スコット・ウォー
出演:ジョシュ・ハートネット ミラ・ソルヴィーノ
配給:松竹メディア事業部

【ストーリー】 元プロアイスホッケー選手のエリック・ルマルク(ジョシュ・ハートネット)はシエラネバダ山脈でスノーボードの最中に道に迷い遭難する。食べ物や水も無く、山岳装備もない中で、夜は氷点下となる極限状態。低体温症、空腹、野生のオオカミ、凍傷、脱水症状と困難が次々とエリックに襲い掛かる…。息子と連絡が取れず異変に気付いた母・スーザン(ミラ・ソルヴィーノ)が救助隊に捜索を依頼するが、体力、気力ともに限界を迎えたエリックは、幻覚を見ながら生命の危機に追い込まれていく。

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