SING LIKE TALKINGによる「Spiral」が主題歌に決定!玉木宏 ドラマ「スパイラル~町工場の奇跡~」

真山仁による累計260万部を超えるベストセラー「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品「ハゲタカ4.5/スパイラル」を、主演に玉木宏を迎えて連続ドラマ化する「スパイラル~町工場(まちこうば)の奇跡~」が、4月よりテレビ東京「ドラマBiz」枠にて放送開始となる。このほど、本作の主題歌が、SING LIKE TALKINGによる書き下ろし楽曲「Spiral」に決定した。

本作は、天才的な発明家だった創業者が急逝し倒産危機に陥った下町の町工場を、銀行員から転身した一人の企業再生家が立て直していく軌跡を描くヒューマンドラマ。「日本のモノづくりの魂」を縦軸に、降りかかる難題や金融機関の論理に翻弄されながらも、町工場という“一つの家族”が世界規模で襲いかかってくる巨大ファンド“ハゲタカ”に立ち向かい奮闘する姿を描く。原作者の社会派エンターテインメントの旗手・真山仁自身が「ハゲタカの常識を破ることを目的にした」と自負する、“中小企業の再生”をテーマに描いた話題作の連続ドラマ化となる。

エリート銀行員から、経営難に陥った企業の再生を手掛ける企業再生家に転身した主人公・芝野健夫を演じるのは、テレビ東京連続ドラマ初主演となる玉木宏。本作では、「人を弾く仕事ではなく、人を救う仕事がしたい」という信念を持ち、頭が切れ、ビジネスに関しては非常に冷静で用心深い一面も見せるが、実はロマンチストで涙もろいという人間味溢れる人物を演じる。なお、玉木が真山作品に出演するのは2016年、2017年にテレビ東京で放送されたスペシャルドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」、「巨悪は眠らせない 特捜検事の標的」に続き3作目となる。脚本は、映画『フラガール』やNHK連続ドラマ小説「マッサン」を始め、数多くの名作を手掛けている羽原大介。監督は、『ミスター・ルーキー』の井坂聡、「あなたには帰る家がある」、「ホリデイラブ」の松田礼人、「下町ロケット」、「半沢直樹」の棚澤孝義が担当する。

SING LIKE TALKINGによる「Spiral」は、本作のために書き下ろされた新曲であり、5月29日に本楽曲を含む新曲2曲と、表題曲のリミックス2トラックの全4曲を収録して発売となる。そして本楽曲は、ドラマの世界観に寄り添い彩るだけではなく、SING LIKE TALKINGならではの優しい歌声と歌詞が、頑張る多くの人たちの背中を押してくれるような、希望を感じられる一曲となっている。

■藤田千章(SING LIKE TALKING/主題歌) コメント
今回のお話をいただいて、まず原作を読みました。企業間の攻防を舞台にした人間の戦略、知力、見事に描かれた感情、正義、絆のダイナミズムにどんどん興味をそそられ、心を掴まれたように一気に読破させられました。ドラマでは更なる臨場感とスピード感、キャストの細やかな演技で、鑑賞する人々の心はより一層引き込まれていくことになるのでしょう。ドラマ制作サイドからの最大のリクエストテーマは「希望」。どんな絶望の縁にいても決して諦めず「希望」を持って戦い続ける主人公。そのイメージは「希望」と言いながらも温かく輝いているだけではありません。ひとりの人間としての苦悩、葛藤、決断が折り混ざった重厚なものです。今回書き下ろした楽曲は、そんな温かく光り輝いて、且つ重厚で人生観が見え隠れする「希望」を表現したつもりです。そしてその楽曲が少しでもドラマ、物語のアシストができていたら、アーティストとしてこんなに嬉しいことはありません。ドラマに期待しています!

■田辺勇人(プロデューサー) コメント
「希望や明日への一歩が感じられる楽曲をお願いします」とお伝えしてから数日。佐藤竹善さんの綺麗な声と圧倒的な歌唱力。洋楽のような心地よいサウンドとアレンジ。SING LIKE TALKINGさんにしか生み出せない、ドラマにぴったりのエモーショナルな楽曲を書き下ろして頂きました。「この手にひとつだけ残った それが希望」。ドラマのテーマを象徴したような素敵な楽曲に心躍りました。登場人物たちが生きるあの世界に「Spiral」がどのような光を照らしてくれるのか、今から楽しみでなりません。

「スパイラル~町工場の奇跡~」
4月よりテレビ東京系にて放送開始
毎週月曜 夜10時放送/BSテレ東にて毎週金曜 夜9時放送
地上波放送終了後、動画配信サービスParaviにて配信
監督:井坂聡 松田礼人 棚澤孝義
原作:真山仁「ハゲタカ4.5/スパイラル」(講談社文庫)
脚本:羽原大介
主題歌:SING LIKE TALKING「Spiral」(Universal Connect)
出演:玉木宏

【ストーリー】 企業再生家の芝野健夫(玉木宏)は、恩人である天才発明家の藤村登喜男の死をきっかけに大手電機メーカーから転じ、小さな金型工場・マジテックの再生を手掛けることに。芝野は、亡き藤村の娘・浅子、劣等感を抱えながら成長する弟の望、藤村の右腕だった職人・桶本らと共に奮闘する。しかし、過去の因縁から芝野に復讐を目論む村尾と外資系ファンドのホライズンが、ある目的でマジテックを乗っ取ろうと動き出す…。