高森奈津美、星野源ら豪華キャストで贈る、心温まる日本初の長編オリジナルパペットアニメーション『ちえりとチェリー』が、2019年2月15日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
本作は、『劇場版 チェブラーシカ』(2010)を手掛けた中村誠監督が、主要スタッフを再集結して完成させた日本初となる長編オリジナルパペットアニメーション。大好きな父親を亡くし喪失感を抱えた少女ちえりが、新たな未来に向けて一歩を踏み出そうとする姿を描いた冒険ファンタジーで、命と想像力の大切さをテーマに、困難を乗り越えようとする少女の心の成長の軌跡をファンタジックに映し出す。
本作の上映は、2016年より「スローシネマ」という上映活動からスタートし、3年たった今も各地で上映会が行われており、チケットの完売が続出。鑑賞者から“もっと多くの人にこの作品を知ってもらいたい”という熱い要望が寄せられ、全国での公開が決定した。
声の出演には、主人公ちえり役に豊富なキャリアを持つ声優の高森奈津美、ちえりが蔵で見つけたぬいぐるみで、助言者として彼女に寄り添う“チェリー”役に星野源、ちえりの母親役に尾野真千子。このほか、栗田貫一、サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしといった錚々たるメンバーが顔を揃える。“チェリー”のキャラクターデザインは、オリジナル版「チェブラーシカ」の生みの親でもある、ロシアアニメ界の巨匠レオニード・シュワルツマンが担当し、新たな愛すべきキャラクターを作り上げた。主題歌には、Salyuの「青空」が起用された。また本作の上映と併せて、チェブラーシカの最新短編作『チェブラーシカ 動物園へ行く』も同時上映される。
『ちえりとチェリー』
2019年2月15日(金)より、全国のイオンシネマにて2週間限定上映
監督・原作:中村誠
脚本:島田満 中村誠
キャラクターデザイン:レオニード・シュワルツマン 伊部由起子
音楽:大谷幸
主題歌:Salyu「青空」(TOY’S FACTORY)
声の出演:高森奈津美 星野源 尾野真千子 栗田貫一 田中敦子 伊達みきお(サンドウィッチマン) 富澤たけし(サンドウィッチマン)
配給:フロンティアワークス
【ストーリー】 ちえり(声:高森奈津美)は小学6年生の女の子。幼い頃に父を亡くし、母親(声:尾野真千子)と二人暮らし。そんなちえりの唯一の友人は、蔵で見つけたボロボロのぬいぐるみ“チェリー”(声:星野源)で、ふたりはいつも一緒にいた。ある日、久しぶりに祖母の家を訪れる。そこでちえりを待ち受けていた事とは…。空想と現実の狭間で、不思議な冒険が始まる!
Ⓒ「ちえりとチェリー」製作委員会
『チェブラーシカ 動物園へ行く』
2019年2月15日(金)より、全国のイオンシネマにて2週間限定上映 ※『ちえりとチェリー』同時上映
監督:中村誠
原作:エドゥアルド・ウスペンスキーによるチェブラーシカシリーズを元にしたオリジナルストーリー
脚本:中村誠 エドゥアルド・ウスペンスキー ミハイル・アルダーシン
声の出演(日本語吹替版):折笠富美子 土田大 チョー
配給:フロンティアワークス
【ストーリー】 動物園で“ワニ”として働くゲーナ(声:土田大)が風邪をひき、人気者のワニがいなくなって困る動物園の仲間たち。そこでチェブラーシカ(声:折笠富美子)は、友だちのゲーナの代わりに“ワニ”として働くことになるが…。
Ⓒ2010 CMP/CP